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ボクは障害者
第2章 2,安田との出会い
自慰を覚えてから、僕は悩み続けた。



おっぱいはどんな感触なんだろう。
キスってどんな味なんだろう。
チンコを触ってもらったら(男性ヘルパーによるトイレ介助でなく、可愛い女の子に!!)、どれくらい気持ちよくなるんだろう…。
どうやったら僕でも女の子と仲良くなれるだろう。
健常者の女の子と、せめて話だけでもしてみたい。
というか、健常者の男でもいい。
僕の心の中にある、健常者にとっては当たり前に話せるようなことを、ざっくばらんに打ち解けて、話してみたい。
そして考えを共有したい。



どうして僕は障害者なんだろう。
障害者はどうして、きっと健常者なら誰だって、能力さえあれば(コミュニケーションの方面で)できるような普通のことすら、出来る機会がないんだろう。


話がしたい。
健常者と仲良くなりたい。
広い世界に出てみたい。
世界を知りたい。
ていうか、女の子を知りたい・・・・・。
女の子のすべてを・・・・・・!!





今までの僕はそんなことばかり考えて過ごしていた。





そんなある日、僕は安田に出会ったのだ。




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