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夜這い生活
第3章 決行
孝之はこれまで、多くのアダルトビデオ、成人向け雑誌を見漁ってきた。

初めてそれらを知ったのは中学生の時。
ゴミ捨て場に捨てられていた成人向け雑誌が彼の性を目覚めさせた。
それを見たときの衝撃はもう言葉にならない程で、頭の奥が、まるでジェットコースターに乗ったときのように痺れた。

その日以降、彼はインターネットを駆使し、本能がさせるままにアダルトコンテンツを漁り続けた。
最初は女性の裸の画像だけで満足していたものが、動画というものを知ればそれでなければ足りなくなり、凌辱物を知ればそれに異様な興奮を覚え、だんだんと孝之の性癖は構築されて行った。

だが最近はどんなアダルトコンテンツにも食傷を感じていた。

この世にこんな官能的な物があるのか、と知るきっかけになった、今となっては一つも孝之の性癖に見合っていない、あの捨てられた汚い成人雑誌を越える衝撃にはそれ以降出会っていなかった。

だが。

今孝之の目の前にある、明らかに“濡れている”とわかる彼女の秘部。
そしてその形を、生で見るよりより立体的に見せてしまうスパッツ。
これを見るに至るまで自分がしてきた努力、そして行動。

孝之が感じている興奮、衝撃はもはやあの時とは比べ物にならない程膨れ上がっていた。

そしてその感情の赴くがままに。

スパッツ越しに彼女の秘部へ顔を埋め、べろべろびちゃびちゃと水音を響かせた。

彼女が太ももをきゅっと締め付けたことも、「んっ……」と顔をしかめながら声を漏らしたことにも、孝之は気付かなかった。

すっかり部屋は明るかった。
時刻は5時になろうとしていた。
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