この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妖魔滅伝・真田幸村!
第2章 本能寺の真実
 
「……それを証明する物は?」

「南蛮の退魔師――エクソシストと明智光秀がやり取りした書状がある。彼自身も生きていて、日ノ本で今も暮らしている。今日はどちらも手元にはないが、証拠は確かだ」

 南蛮の妖魔を統べ、日ノ本を闇まで統一する。はたから見れば世迷い事だが、伝え聞く信長の話を聞けば、それを企んでいても不思議ではない。何よりつい先程、皆妖魔の力を目の当たりにしている。これを自在に操れるのだとすれば、とてつもない力となるのは間違いなかった。

「明智光秀が討たれたのを見て、エクソシスト達は己の立場の弱さを知った。そして明智勢と共に滅びないよう、彼らもまた善意のキリシタンに紛れた。そして水面下で、妖魔と戦っていたんだ」

 そこで幸村は思い出す。キリシタンは今、禁教令により厳しい立場に立たされている。

「刑部殿、しかし今、キリシタンは……」

「秀吉様はある時、妖魔の連中が人攫いをする現場を見てしまったんだ。だが、善意のキリシタンと、妖魔の見分けはつかない。だから全てを禁じて、妖魔を排除しようと考えたんだ」
 
/36ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ