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資料室の恋人
第6章 雨の流れ星

佐倉は日和の腕を退かすと、胸の突起を舌先で舐めた。もう片方の突起は指で摘んで優しく擦る。

「っ…あっ…、ん、ん、」
「かわいい…好きだよ、日和」

突然名前で呼ばれて、体の内側が疼くのを感じる。
どうしよう…気持ちいい。
好きな人に触られているからだろうか。こんな風に感じたことは無いのに。溢れる声が恥ずかしくて、口を覆う。
佐倉の手が胸から離れ脇腹を滑って腰まで来ると、ミディスカートを下ろしてショーツだけにした。ショーツの上から尻を優しく撫でると、日和の体がビクリと反応する。

「ぁっ、電気、消して…っはずかしい、ですっ」
「俺も脱げば恥ずかしくない?」

そう言うと、佐倉はワイシャツを脱ぐ。筋肉質な身体がライトに照らされて浮き上がる。日和はのぼせたような顔でぼんやりと眺めていたが、佐倉がベルトに手をかけたので、見てはいけないと目を逸らして横を向いた。佐倉が自分と同じように服を脱いでも恥ずかしさは変わらない。むしろ、もっと恥ずかしいと日和は思った。

「日和、こっち見て」

日和はゆっくりと首を戻すと、優しい佐倉の顔があった。佐倉はにこりと笑うと、日和のショーツに手をかけてずり下げていく。


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