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資料室の恋人
第7章 味噌汁と卵焼きと金平とパスタと、君
「…何時まで居れる?」
聞きながら、首筋に舌を這わせる。
「…はち、時くらいまで…っ」
襟元からちらりと見える鎖骨に軽く歯を立てると、日和の息が漏れた。
「ま、待ってください…昼間ですよ」
「昼間はダメなの?」
「だって、まだ明るいのに…っ」
そう言うくせに、キスをするとちゃんと応えてくれる。ぎこちなく動く日和の舌に、撫でるように舌を絡ませる。胸の前で手を握り締めながらキスをする彼女が可愛らしくて仕方なかった。
胸に触れると、日和の体がぴくりと動いて緊張しているのが伝わってくる。
「……っ」
服の中に手を入れて直接胸を触ると、つんと膨れた突起に軽く爪を立てる。すると日和の手が動き、服の上から佐倉の手に触れた。
「もっとしてほしい?」
佐倉はブラウスとキャミソールを捲り上げてブラジャーを避けると、ピンク色をした突起を口に含んだ。舌で優しく触れて擦るように左右に動かす。
「ああっ…!あっ…!」
漏れる声を聞きながらスカートの中へと手を伸ばした時、急に日和が体を起こして声をあげた。
「あっ!ダメです!」
「どうしたの?」
「…いえ、あの…そこは…」
構わずそのまま手を進める。
「あっあっ、だめ!」
行き着いた先に手が触れた瞬間、佐倉は思わず日和を見た。