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資料室の恋人
第7章 味噌汁と卵焼きと金平とパスタと、君
顔を覆った手の隙間から涙が垂れている。
「……きっ、着替えようと思ったんです…でも、着替えられなくて……ごめんなさい…」
佐倉を見る日和の頬を涙が伝う。
「…嫌いにならないで…」
佐倉は日和が百貨店で"個人的な買い物"と言っていたことを思い出した。着替えるために下着を用意していたのだと合点がいった。
恥ずかしくて、嫌われたくなくて…。
日和の目は潤んで、鼻は赤くなっていた。涙で濡れたまつ毛が艶めいて白く光る。
「キスさせて」
唇が触れる。
キスをしながら、ショーツ越しに秘部を撫でて爪を立てる。
「…っん、ふ…んっ」
「こんなことで嫌いになったりしないよ…」
佐倉はスカートのホックを外して脱がせる。
「…むしろ嬉しい」
「あっ!」
佐倉は日和の足を持ち上げる。
「あ、やだやだ!見ちゃ…っ!」
「見たい」
ぐいっと足を広げると、濡れたショーツに秘部の形が透けて見える。
「やだっ…恭介くん…っ!恥ずかしいよ…っ」
ごめん、やめられない。
羞恥に染まるかわいい顔。
震える細くて白い足。
ショーツは濡れた部分だけ色が変わっていた。
佐倉は頭が沸騰しそうなのを感じながら、ショーツに舌を這わせる。