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あの口づけは嘘じゃない。
第2章 始まり

フレンドリーに話してくれる宮下さんとのドライブは、あっという間に時間が過ぎた。

「…そろそろ着くよ。」

そう言った宮下さんの声に、ふわりと包まれたような感覚になってこれでお別れになるのは寂しいなと、ふと思った。

「…あの、宮下さん。連絡先、教えてもらってもいいですか?」

普段の私なら、絶対にこんなことしない。恋愛ではよほどのことがない限り、男の人が追いかけるのがベストだと思ってたから。

周りにいる友達カップルだって、ドラマのカップルだって、結局上手くいくのはいつも男の人が追いかけた時。

_でもこれは、恋愛じゃない。年上として、人として彼に興味があるの。

と自分に言い聞かせる。

「え、いや、でも俺、JKと連絡先交換とか訴えられない?大丈夫?通報したりしない?」

通報、って。
焦ってる宮下さんを、ドキドキしながら見つめる。
あぁ、こんなにドキドキしたのはいつ以来だろう。気を付けないと、彼の琥珀のような綺麗な瞳に吸い込まれそうになる。
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