この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
オレンジ色のまま脳みそに焼きつけて、焦がして
第1章 無邪気なオレンジ



「君の名前は?」

「ユリ。カタカナでユリって書くの」

話し方が子供っぽいこの男の名前は、見た目通り綺麗で可愛らしい名前だった。

中性的なルックスの彼にはピッタリだ。

彼のルックスが綺麗だからユリと言う女性的な名前がより映える。

「ユリ君はさ、」

「ユリって呼んで」

「‥‥‥ユリはさ、仕事何してるの?」

「ん~、パチ屋」

パチ屋か。
バイトかな?正社員かな?

「バイト?正社員?」

「バイト」

バイトか。
もしかして学生?

「学生さんなの?」

「大学は行ってないよ。俺中卒だし」

中卒なんだ。
へぇ〜。このご時世別に珍しくないか。
不良って感じはしないんだよなぁ。
だからと言ってイジメられてた様にも見えないし。

「なんで高校行かなかったの?」

「勉強嫌いだし」

「じゃあ、中学卒業後は仕事したの?」

「しないよ。お姉さん達が面倒見てくれたからする必要なかった」

お姉さん達が面倒見てくれたから?
それって、ヒモ?
いや、年齢的に売春じゃねーの?
法律的にアウトな気がするのは私だけ?

/11ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ