この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
POISON 〜プワゾン…毒
第5章 決心
マンションを出て電車に乗り、自分のアパートに戻った。
「私にはここのアパートが似合うけど…」
ゴミ袋にズタズタにされた洋服を詰め込みながら部屋の中を見回した。
どっと疲れが押し寄せたが
『神崎義彦と神崎智を破滅させる…』
そう決心したのだからやり遂げようと思いながら黙々と片付けをした。
寒くてカーテンに包まった。
そんな自分に思わず笑ってしまった。
カーテン…
カーテンなんかに包まって…あはは。
カーテンって意外にあったかい…
笑いながらも涙が流れてしまっていた。
一人ぼっち
慣れているはずだけど…
「ママ…早く会いたい…」
カーテンがされていない部屋を街灯が照らしていた。
私は、カーテンに顔を押し付けて、声を出さずに泣いていた。
「私にはここのアパートが似合うけど…」
ゴミ袋にズタズタにされた洋服を詰め込みながら部屋の中を見回した。
どっと疲れが押し寄せたが
『神崎義彦と神崎智を破滅させる…』
そう決心したのだからやり遂げようと思いながら黙々と片付けをした。
寒くてカーテンに包まった。
そんな自分に思わず笑ってしまった。
カーテン…
カーテンなんかに包まって…あはは。
カーテンって意外にあったかい…
笑いながらも涙が流れてしまっていた。
一人ぼっち
慣れているはずだけど…
「ママ…早く会いたい…」
カーテンがされていない部屋を街灯が照らしていた。
私は、カーテンに顔を押し付けて、声を出さずに泣いていた。