この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
POISON 〜プワゾン…毒
第5章 決心
マリナが憎いとは思わなかった。
辛い思いをして生きてるんだと不憫でならなかった。

大きな溜息が自然と出てしまい、身体がとても重く感じた。

新しく住むことになったマンションに着くと、私はこのマンションを見上げた。

「枕で手に入れたマンションだわね。」
苦笑いをしてしまった。

そして、エレベーターに乗り部屋に戻った。


部屋に行くと、神崎さんがいた。

「アリサ?ああ、心配したよ。昨夜はアパートに泊まったのか?連絡しても返事がなかったから…アパートまで行きたかったけど、家を離れられなくて。」

「ごめんなさい。片付けをしていたの。」

「いや…無事ならいいんだ。」
神崎さんは私を抱き締めた。そしてキスをしようとしたが、私は顔を背けてしまった。

「あ、お風呂に…お風呂に昨日から入ってなくて…だから…」
顔を背けてしまった言い訳をしていた。

「そんなの僕は構わないよ。アリサそのものが好きだから。一週間風呂に入ってないアリサでも抱けるよ。」

「神崎さん…そんな…私が恥ずかしいわ。」

「ははは。恥ずかしがりなアリサもとても可愛いよ。じゃあ、一緒にお風呂に入ろう。僕がアリサの身体を洗ってあげるから。」

「大丈夫よ。一人で入れるわ。」







/153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ