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第5章 決心

「キララとは仲直りしたの？」
咄嗟にキララが心配で尋ねていた。

「キララより…なぁ、俺たちやり直さないか？」

突然の言葉に私は驚いた。
やり直す？

「俺…頑張るから…アリサが居てくれたら何でもできる…愛しているんだ、アリサを。」

カイトは私の傍にきて抱き締めたので、カイトの腕から自分の身体を離そうとした。
でも、強い力で抱き締められて腕から出られなかった。

「嫌…ダメ…できない…」
小声で首を振ると、恐ろしい目で私を見つめていた。
そして私の首を絞めあげた。

く…苦しい…

ショーが間近に迫っている。今身体を傷つけられたらショーに出られなくなる。
私は咄嗟に思い

「カ…カイト…やめて…ショーが近いの…だから今は何も考えられないの。抵抗しないから…私の身体に傷はつけないで。」

カイトの手を解こうとしながら懇願すると、私の首を締め上げる力が、和らいだ。
そして私にキスをした。

「愛してる。愛するアリサを傷付ける訳ないじゃないか。こんなに愛しているんだから…」

私の服をブラジャーごと捲り上げ、乳房に触れ
「前より大きくなったな…」
呟くと乳首をペロンと舐め、歯を立てて軽く噛んだ。

「痛っ！」
軽く噛まれても乳首は敏感で痛かった。

カイトは嬉しそうな顔をし、
「ごめん、痛かった？」
と言うともう一度噛んだ。

「嫌っ、辞めて。」

「傷はつけないから大丈夫。」

私のGパンのベルトを取りずらし、ショーツのクロッチ部分をずらして、顔を押し付け、クリトリスをペロンと舐め、軽く吸った。
そして乳首と同じように噛んだ。

「カイト！痛いっ。」

私が痛がると嬉しそうな顔をする。

脚を閉じ逃げようとすると、カイトは私の太腿を叩いた。

「や…やめて…」

「抵抗しないと言ったばかりだろ？あ？もう抵抗してるだろ？」

「痛いのは…嫌…」

「傷付けないならいいんだろ？」

「カイト…」

スイッチが入れ替わるようにカイトの人格もちょっとしたきっかけで変わってしまう。
私が何を言ってもダメなのか…
のこのことカイトに会いに来た自分がいけなかった…

私は目を閉じて、歯をくいしばった。