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POISON 〜プワゾン…毒
第5章 決心
朝起きると既に神崎さんは居なかった。
「ママとの事を聞きたかったな…」
裸のまま風呂場に行きシャワーを浴びた。
昨日は3人の人とセックスをしてしまった…
これでいいの?
いいのよね。ママ…幸せになれるのよね。
自問自答しながら、身体を洗い流した。
私は着替えをし、ショーの衣装合わせの為YK'zのビルに向かった。
神崎さんは忙しくビル内を動き回っていたが、私の姿を見ると笑顔でウィンクをし、また慌ただしく動き回っていた。
「サクラちゃんは…これと…これ…あと、ラストルックで…このドレスを…」
「え?私?ラストルック?って…トリ?よね?」
「そうよ。智先生がサクラちゃん推しで…サクラちゃんに作ったんですって、このドレス。」
「そ…そうなの?まぁ、嬉しい!」
周りが騒ついていた。
「やっぱり智先生とできてるのよ、あの子。寝るだけで貰えるなら楽よね。」
間違ってはいない…
だから私は何の反論もせずに聞こえないふりをするしかなかった。
「仮に寝て取った仕事だとしても、お前たちにその覚悟と根性が無いからじゃないか?デザイナーに気に入られるようにするのも当たり前の行動だろ?」
男性モデルの一人が言った。
確か…イタリア系のハーフのレイ…
イタリア人の血が混ざっているだけあって、女性には優しい彼だったが、今回は違い強い口調だった。
すると周りのモデルは黙ってしまった。
「あ…あの…ありがとう。かばってくれて。」
「いや…かばった訳では無い。本場前にみんなピリピリしているからくだらないことで余計に嫌な思いをするのは嫌だったから。」
「ご…ごめんなさい。」
「いや…別に…それとも事実なの?」
レイは笑いながら言い残し私の前から去って行った。
「ママとの事を聞きたかったな…」
裸のまま風呂場に行きシャワーを浴びた。
昨日は3人の人とセックスをしてしまった…
これでいいの?
いいのよね。ママ…幸せになれるのよね。
自問自答しながら、身体を洗い流した。
私は着替えをし、ショーの衣装合わせの為YK'zのビルに向かった。
神崎さんは忙しくビル内を動き回っていたが、私の姿を見ると笑顔でウィンクをし、また慌ただしく動き回っていた。
「サクラちゃんは…これと…これ…あと、ラストルックで…このドレスを…」
「え?私?ラストルック?って…トリ?よね?」
「そうよ。智先生がサクラちゃん推しで…サクラちゃんに作ったんですって、このドレス。」
「そ…そうなの?まぁ、嬉しい!」
周りが騒ついていた。
「やっぱり智先生とできてるのよ、あの子。寝るだけで貰えるなら楽よね。」
間違ってはいない…
だから私は何の反論もせずに聞こえないふりをするしかなかった。
「仮に寝て取った仕事だとしても、お前たちにその覚悟と根性が無いからじゃないか?デザイナーに気に入られるようにするのも当たり前の行動だろ?」
男性モデルの一人が言った。
確か…イタリア系のハーフのレイ…
イタリア人の血が混ざっているだけあって、女性には優しい彼だったが、今回は違い強い口調だった。
すると周りのモデルは黙ってしまった。
「あ…あの…ありがとう。かばってくれて。」
「いや…かばった訳では無い。本場前にみんなピリピリしているからくだらないことで余計に嫌な思いをするのは嫌だったから。」
「ご…ごめんなさい。」
「いや…別に…それとも事実なの?」
レイは笑いながら言い残し私の前から去って行った。