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POISON 〜プワゾン…毒
第5章 決心
3日後のショーに合わせて食事をせずお茶だけで過ごしていた。エステで肌を整え、軽くヨガをし調整していた。
お腹は空いたが、食べたいとは思わなかった。
ショーに出るモデルたちはだいたいこんな生活をしている。

マンションに帰るとすぐにベッドに入った。
そして成功するイメージをしながら眠りについた。


ショーの2日前と1日前はリハーサル
舞台に立ち動きを入念にチェックをし、何度もランウェイを歩きチェック。

そして衣装を着て身体に合わせる…

慌ただしく2日間が過ぎ、当日になった。

神崎さんがチーフデザイナーとしてデビューするので、マスコミ、招待客、客、多くの人が集まって来ていた。
絶対に失敗出来ないのだ。

復讐なら…ここで失敗したら復讐になる?

そんな事も考えなかった訳でもなかったが、モデル1人がヘマをしても大きな影響を与えられるとは思わなかった。

ショーが成功してから落とした方がいい…
私はそう考えた。

神崎智とモデルのサクラは出来ていて、実はこの智の父親に子供のころに暴行を受け、愛人にしていたサクラの母親を自殺に追いやり、このサクラの母親は元は智の恋人で、智の祖父は母親を愛人にし、サクラが生まれた…

ものすごいスキャンダルだ。相関図が必要な…

それを世間に公表後にサクラは謎の死…


私は苦笑いをしていた。

「サクラは怖い顔で笑うんだな。」

レイが苦笑いをしながら言った。


「顔が怖い?ふふふ、よく言われたわ。怖いって。」
笑いながら言うと

「今の笑い顔は可愛いけど?」

「え?あ。。そ?そう?同じだと思うけど。」

「戸惑ってる顔も可愛いな。」

「え?え?からかってるの?」

「ああ、そうだよ?からかってる。」

「し…失礼ね。」

「本当は可愛いんだな。」

「え?な…なにを…」

「さぁ、時間だ。頑張ろう!」
レイは私の頭をポンポンとし、去って行った。

よく分からない男だ。








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