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POISON 〜プワゾン…毒
第5章 決心
そんな事も知らず私は、床で横になっていた。
いつ死ねるのかな…
私は意識が朦朧としながらも生きているんだと辛く思った。
神崎が戻る前に死んでしまいたい…
縄を見つめ死ぬ方法を考えていた。
天井から鎖が垂れ下がっている…
縛り上げた私を鎖で固定する為のものだ。
あそこに首をかけたら…
私はヨロヨロと立ち上がり鎖の垂れている下に行くと
「少し高いかな…」
手を拘束されているので鎖に手は届かない。
辺りを見回すと私を吊る時に使う台が置かれていた。
私は少しずつ歩き台のところまで行き、少しずつ台を足で押しながら鎖の下まで運んだ。
台に乗るのも一苦労だった。
足枷があり片方ずつ足を上げられない。。
何度か飛び上がりやっと台上れた。
もう死ぬことしか考えられなかった。
背伸びをし、鎖に首をかけ、台を足で蹴り倒し…
痛い…苦しい…
今だけ…
遠のく意識にレイの姿が見えた。
幻覚でもレイの姿が見られて幸せだった。
「レイ…好き…だった…」
思わず呟いていた。
「サクラ!何を!ダメだ!サクラ!」
レイが私を抱き上げ、首から鎖を外した。
「死ぬな!死ぬなよ!サクラ!俺を好きなら死ぬな!」
夢?幻?
好き?私は好きだったんだ、レイを。
「レイ…フフフ。好き…」
私は嬉しくて笑っていた。
そのまま意識はなくなってしまったけど…
いつ死ねるのかな…
私は意識が朦朧としながらも生きているんだと辛く思った。
神崎が戻る前に死んでしまいたい…
縄を見つめ死ぬ方法を考えていた。
天井から鎖が垂れ下がっている…
縛り上げた私を鎖で固定する為のものだ。
あそこに首をかけたら…
私はヨロヨロと立ち上がり鎖の垂れている下に行くと
「少し高いかな…」
手を拘束されているので鎖に手は届かない。
辺りを見回すと私を吊る時に使う台が置かれていた。
私は少しずつ歩き台のところまで行き、少しずつ台を足で押しながら鎖の下まで運んだ。
台に乗るのも一苦労だった。
足枷があり片方ずつ足を上げられない。。
何度か飛び上がりやっと台上れた。
もう死ぬことしか考えられなかった。
背伸びをし、鎖に首をかけ、台を足で蹴り倒し…
痛い…苦しい…
今だけ…
遠のく意識にレイの姿が見えた。
幻覚でもレイの姿が見られて幸せだった。
「レイ…好き…だった…」
思わず呟いていた。
「サクラ!何を!ダメだ!サクラ!」
レイが私を抱き上げ、首から鎖を外した。
「死ぬな!死ぬなよ!サクラ!俺を好きなら死ぬな!」
夢?幻?
好き?私は好きだったんだ、レイを。
「レイ…フフフ。好き…」
私は嬉しくて笑っていた。
そのまま意識はなくなってしまったけど…