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POISON 〜プワゾン…毒
第6章 一緒
フランスに発った。
もちろんレイも一緒だ。

オーディション…
何人くらいの人が来るのかしら。
服は…どんな…

私は会場に入ったが、モデルオーディションに来ているような人は居なく戸惑っていた。

「本当にここでいいのか?」
レイは受付で尋ねた。

何か案内されていたので、間違いではなさそうだった。

「大丈夫だったよ。こっちだ。」

私はレイの手を握り一緒に歩いた。
エレベーターに乗り、何階かで降りた。
緊張していて、何階なのか見る余裕も無かったのだ。

そして部屋の前に来ると部屋の前のコンシェルジュの所に行った。
女性のコンシェルジュは私をチラッと見、どこかに電話をすると、ドアから男性が出てきたのだ。

レイは彼と握手をし、私を紹介した。

「フフンッ」
と笑顔で男性は言うと部屋の奥に招き入れてくれた。

大きな応接セットが置かれていて、5人の人がいた。
私を誘ってくれたあの時のスタッフも座っていた。

レイが私を紹介すると、真ん中に座っていた男性が立ち上がり私に握手を求めた。
レイの方をチラッと見ると、頷いたので、私は両手を出し握手をした。

すると一斉に皆が立ち上がり拍手をしたのだ。
戸惑っていると、
「決まりだそうだ。」
レイが笑って言った。

オーディションじゃないの?
決まりって…こんな簡単に?

「サクラのモデルとしての資料やビデオを見たそうだよ。」

「そうなの?でも…私…日本で色々あったから…」

「そんなのはここでは関係ないよ。モデルなんだから。」

「そ…そうならいいけど。」
私は不安だったけど、レイがいてくれるなら大丈夫と思えた。



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