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POISON 〜プワゾン…毒
第6章 一緒

「日本に?」
「発売記念イベントに参加するんだ。」
「私は日本でのイメージは悪いけど大丈夫?」
「世間なんて、マスコミで操作できるから」
「ああ、イメージを回転させるんだ。日本人は情にもろいし、マスコミにすぐ影響されるからな。」
そんなものなの?
私は日本に行くことを決意した。
レイは心配していたが、レイにはレイの大きな仕事がありモデル事務所に任せる事にしたのだ。
日本に発つ前レイはいつもより激しく私を抱いていた。
壊れてしまいそうだった。
何度も何度も私を突き上げ、息が出来ないほど激しくキスを繰り返し…
「愛してる、サクラ。無事に戻っておいで。」
ハグをして空港で別れた。
日本に着くと、神崎さんが出迎えてくれたのだった。
クシャクシャな笑顔で私の姿を見つけると腕を広げ抱き締めてくれた。
久しぶりに会う親子…には見えなかったように思う。
久しぶりに会う恋人…そんな熱い抱擁だった。
「アリサの部屋、そのままあるよ。」
「そうなの?」
「それから…もう一つのアリサの部屋も。」
「もう一つ?」
私が施設から出て一人暮らしを始めたアパートに神崎さんは連れて行ってくれた。
「わぁ、懐かしい…」
一年少し前までここに住んでいて、ほんの数ヶ月しか居なかったけど、懐かしかった。
この狭いワンルームのアパートがとても好きだった。
ロフトの上に布団を敷き、そこが一番のお気に入りの場所で…
「ありがとう。嬉しいわ。私のために?」
「ははは。時々僕はここに来て、アリサを想いながらデザインを考えているんだ。アリサを忘れられないのなら、想い続けるしかないしな。こんなおじさんになっても恋するなんて思わなかったよ。それも、娘のような年齢の女性に。」
「神崎さん…」
明け方まで私は神崎さんとロフトの上で抱き合っていた。
硬い布団は寝心地はよくなかったけど、狭い空間で抱き合い
とても温かい気持ちで幸せだった。
「発売記念イベントに参加するんだ。」
「私は日本でのイメージは悪いけど大丈夫?」
「世間なんて、マスコミで操作できるから」
「ああ、イメージを回転させるんだ。日本人は情にもろいし、マスコミにすぐ影響されるからな。」
そんなものなの?
私は日本に行くことを決意した。
レイは心配していたが、レイにはレイの大きな仕事がありモデル事務所に任せる事にしたのだ。
日本に発つ前レイはいつもより激しく私を抱いていた。
壊れてしまいそうだった。
何度も何度も私を突き上げ、息が出来ないほど激しくキスを繰り返し…
「愛してる、サクラ。無事に戻っておいで。」
ハグをして空港で別れた。
日本に着くと、神崎さんが出迎えてくれたのだった。
クシャクシャな笑顔で私の姿を見つけると腕を広げ抱き締めてくれた。
久しぶりに会う親子…には見えなかったように思う。
久しぶりに会う恋人…そんな熱い抱擁だった。
「アリサの部屋、そのままあるよ。」
「そうなの?」
「それから…もう一つのアリサの部屋も。」
「もう一つ?」
私が施設から出て一人暮らしを始めたアパートに神崎さんは連れて行ってくれた。
「わぁ、懐かしい…」
一年少し前までここに住んでいて、ほんの数ヶ月しか居なかったけど、懐かしかった。
この狭いワンルームのアパートがとても好きだった。
ロフトの上に布団を敷き、そこが一番のお気に入りの場所で…
「ありがとう。嬉しいわ。私のために?」
「ははは。時々僕はここに来て、アリサを想いながらデザインを考えているんだ。アリサを忘れられないのなら、想い続けるしかないしな。こんなおじさんになっても恋するなんて思わなかったよ。それも、娘のような年齢の女性に。」
「神崎さん…」
明け方まで私は神崎さんとロフトの上で抱き合っていた。
硬い布団は寝心地はよくなかったけど、狭い空間で抱き合い
とても温かい気持ちで幸せだった。

