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POISON 〜プワゾン…毒
第2章 私はアリサ
「マリナちゃん、家の中で鎖に繋がれでいたんだって。犬のように首輪をされて服も着せて貰えずに…檻に入れられていたりして、ごはんはドッグフードだって。」
キララが私のベッドを覗き言った。
「え?」
「5歳でここに来て、それまではずっと犬だったって。本当かどうかは分からないけど。」
私は言葉が出なかった。
「キララの本当のママはいないの。パパはいるんだけど、新しいママが来て、パパはお仕事に忙しくて、新しいママは赤ちゃんの世話があるからここに来たの。フフフ。赤ちゃんとっても可愛いのよ。私の妹になるんだって。パパが時々ここに来て写真を見せてくれるの。赤ちゃんが大きくなったらキララもパパと暮らせるの。妹をいっぱい可愛がってあげるんだー。」
キララは目を輝かせて言った。
私はみんな可哀想で涙が出てきた。
大人の身勝手さにみんなこんなに辛い想いをしている…
大人ってズルい
大人って酷い
大人なんて!
大嫌いっ
私は吐き気がして、トイレに駆け込んだ。
キララが私のベッドを覗き言った。
「え?」
「5歳でここに来て、それまではずっと犬だったって。本当かどうかは分からないけど。」
私は言葉が出なかった。
「キララの本当のママはいないの。パパはいるんだけど、新しいママが来て、パパはお仕事に忙しくて、新しいママは赤ちゃんの世話があるからここに来たの。フフフ。赤ちゃんとっても可愛いのよ。私の妹になるんだって。パパが時々ここに来て写真を見せてくれるの。赤ちゃんが大きくなったらキララもパパと暮らせるの。妹をいっぱい可愛がってあげるんだー。」
キララは目を輝かせて言った。
私はみんな可哀想で涙が出てきた。
大人の身勝手さにみんなこんなに辛い想いをしている…
大人ってズルい
大人って酷い
大人なんて!
大嫌いっ
私は吐き気がして、トイレに駆け込んだ。