この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
POISON 〜プワゾン…毒
第2章 私はアリサ
「マリナちゃん、家の中で鎖に繋がれでいたんだって。犬のように首輪をされて服も着せて貰えずに…檻に入れられていたりして、ごはんはドッグフードだって。」
キララが私のベッドを覗き言った。

「え?」

「5歳でここに来て、それまではずっと犬だったって。本当かどうかは分からないけど。」

私は言葉が出なかった。

「キララの本当のママはいないの。パパはいるんだけど、新しいママが来て、パパはお仕事に忙しくて、新しいママは赤ちゃんの世話があるからここに来たの。フフフ。赤ちゃんとっても可愛いのよ。私の妹になるんだって。パパが時々ここに来て写真を見せてくれるの。赤ちゃんが大きくなったらキララもパパと暮らせるの。妹をいっぱい可愛がってあげるんだー。」
キララは目を輝かせて言った。

私はみんな可哀想で涙が出てきた。
大人の身勝手さにみんなこんなに辛い想いをしている…

大人ってズルい
大人って酷い
大人なんて!

大嫌いっ

私は吐き気がして、トイレに駆け込んだ。












/153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ