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POISON 〜プワゾン…毒
第2章 私はアリサ
私は小学6年生になり、中学生になったマリナは2人部屋へと移っていった。
だんだんと仲良しになり、私が中学になる来年に同じ部屋になろうと約束したのだった。
3ヶ月の間に仲良しになれたのだ。
マリナの方が一つ年上だったが、私の方がしっかりしていて、マリナの世話も焼いていた。
マリナは育児放棄と虐待で5歳まで外の世界も知らず、言葉も喋れなかったらしい。
5歳からが人間として生活を始めたので遅れてる部分もあるらしく、時々暴走してしまう。
マリナ大丈夫かな?
私はとても心配だった。
「アリサちゃん、私…生理が来たの。」
キララはナプキンをポーチに詰めていた。
「急に血が出るから、びっくりしちゃった。アリサちゃんはいつ頃なったの?」
「え?私?私は…」
まだなって無い…多分なってない
でもおじさんに乱暴された時、血が出たし…あれがそうかな?
でも1週間くらい続くって聞いていたし…あの時だけだし…
「んーわかんない。いつかな?」
私は誤魔化していた。
「マリナちゃんは小4の時なんだって。みんないろいろなんだね。」
「そ…そうだね。人それぞれだからね。」
私はキララのポーチを見ながら、
「それ、私があげたの?」
「うん。名前入りだし可愛いからとても気に入ってるの。あのね、もうすぐ妹の誕生日なの。プレゼントに何か作ってあげたいけど…作るのが決まったら、教えてね。」
「うん。いいよ。私が作れるものなら…」
「わぁ!ありがとう。妹のお誕生日会するんだって。その時に持って行きたいの。もう3歳になるから…私、家に帰れるの。お別れだけど…でも会いに来るから。私のこと忘れないでね。」
「キララ、良かったね。」
私は職員に赤ちゃんの物を作りたいので本が欲しいと言うと、職員のひとりが家にあるから持ってきてくれると言ってくれた。
その本を見て相談しよう…
だんだんと仲良しになり、私が中学になる来年に同じ部屋になろうと約束したのだった。
3ヶ月の間に仲良しになれたのだ。
マリナの方が一つ年上だったが、私の方がしっかりしていて、マリナの世話も焼いていた。
マリナは育児放棄と虐待で5歳まで外の世界も知らず、言葉も喋れなかったらしい。
5歳からが人間として生活を始めたので遅れてる部分もあるらしく、時々暴走してしまう。
マリナ大丈夫かな?
私はとても心配だった。
「アリサちゃん、私…生理が来たの。」
キララはナプキンをポーチに詰めていた。
「急に血が出るから、びっくりしちゃった。アリサちゃんはいつ頃なったの?」
「え?私?私は…」
まだなって無い…多分なってない
でもおじさんに乱暴された時、血が出たし…あれがそうかな?
でも1週間くらい続くって聞いていたし…あの時だけだし…
「んーわかんない。いつかな?」
私は誤魔化していた。
「マリナちゃんは小4の時なんだって。みんないろいろなんだね。」
「そ…そうだね。人それぞれだからね。」
私はキララのポーチを見ながら、
「それ、私があげたの?」
「うん。名前入りだし可愛いからとても気に入ってるの。あのね、もうすぐ妹の誕生日なの。プレゼントに何か作ってあげたいけど…作るのが決まったら、教えてね。」
「うん。いいよ。私が作れるものなら…」
「わぁ!ありがとう。妹のお誕生日会するんだって。その時に持って行きたいの。もう3歳になるから…私、家に帰れるの。お別れだけど…でも会いに来るから。私のこと忘れないでね。」
「キララ、良かったね。」
私は職員に赤ちゃんの物を作りたいので本が欲しいと言うと、職員のひとりが家にあるから持ってきてくれると言ってくれた。
その本を見て相談しよう…