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POISON 〜プワゾン…毒
第2章 私はアリサ
食事はマリナと私は隣同士で座っていた。
「アリサ、聞いて。彼とね…しちゃったの。」
マリナはいつも落ち着きがなかったが、今朝は一段と落ち着きがなかった。

「しちゃった?」

「エッチ。」

「エッチ?」

「私、ショーン君と結婚するの。」

「結婚?」

まだ13歳のマリナから結婚の言葉が出てきたので驚いた。

「あと3年したら結婚するの。」

「3年したら?3年って高校生でしょ?」

「女の子は16歳で結婚できるのよ。アリサ知らなかったでしょ?」

「知らなかった。。。」

「私も昨日知ったんだけどね。ショーン君が私を愛してるって。結婚しようって。その証にエッチしたの。」

「そんなんだ。マリナ、良かったね。」

「裸になるのは怖かったし、恥ずかしかったけど、ショーン君が綺麗だよって言ってくれて、自信持っていいって。」

確かにマリナの身体は私の身体より成熟が早くおっぱいも大きかった。
私よりは魅力的には間違いなかった。

「エッチってもっと素晴らしいものだと思ってたけど、痛かったー。あ…アリサはもうエッチ…したんだっけ?」

私はおじさんにされた事を思い出した。
痛くて怖くて悲しくて辛く…絶望しか湧いてこなかった事を思い出していた。

「う…ううん。まだ…まだ…よ。」
私は震えを堪えながら答えた。

マリナは自分の興奮で私のこわばった表情など見えていないようだった。

「まだ、なんだ。でも好きな人が喜ぶなら何でも出来るのよ。不思議よね。」
マリナは顔を火照らせながら興奮気味に話しを続けていた。

私はおじさんにされた事を思い出し、マリナの惚気話しなんて聞こえず、ただ身体の震えを必死に堪えていた。



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