この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
POISON 〜プワゾン…毒
第3章 アリサでいる事
「アリサちゃん!大丈夫?」
キララは先に帰っていて、戸惑っていた。
「うん。大丈夫。いつもの発作だったの。」
「そうなの?可哀想なアリサちゃん。カイト君のとこには行けたの?」
私は頷いた。
カイトとセックスをした事は言わなかった。でもスマホを貰った事を言うと、羨ましがられた。
「キララが高校生になったら、私が買ってあげる。頑張ってお金を稼ぐから。」
「わぁー、アリサちゃんありがとう。でも無理しないでね。見せて。どんなのを貰ったの?」
私はキララにスマホを渡した。
「時々貸してあげるね。」
「うん。ありがとう。」
キララは私に抱き付いた。
「ねぇ、施設長にモデルの事言った?」
「あ…そうだった。明日言ってみる。」
「うん。うまくいくといいね。」
「おやすみ。キララ。」
「また、明日。」
高校生になり私は一人部屋になったのだ。
ベッドに横になり、カイトに貰ったスマホの電源を入れると、夢中で操作をはじめた。
カイトは怖かったけど、スマホをくれたし…
いつもは優しし、きっと初めてだからあんな怖い顔になっていたのかも。
あの恐ろしいおじさんとは違う…
カイトはカイトなんだから…
私は自分に言い聞かせた。
キララは先に帰っていて、戸惑っていた。
「うん。大丈夫。いつもの発作だったの。」
「そうなの?可哀想なアリサちゃん。カイト君のとこには行けたの?」
私は頷いた。
カイトとセックスをした事は言わなかった。でもスマホを貰った事を言うと、羨ましがられた。
「キララが高校生になったら、私が買ってあげる。頑張ってお金を稼ぐから。」
「わぁー、アリサちゃんありがとう。でも無理しないでね。見せて。どんなのを貰ったの?」
私はキララにスマホを渡した。
「時々貸してあげるね。」
「うん。ありがとう。」
キララは私に抱き付いた。
「ねぇ、施設長にモデルの事言った?」
「あ…そうだった。明日言ってみる。」
「うん。うまくいくといいね。」
「おやすみ。キララ。」
「また、明日。」
高校生になり私は一人部屋になったのだ。
ベッドに横になり、カイトに貰ったスマホの電源を入れると、夢中で操作をはじめた。
カイトは怖かったけど、スマホをくれたし…
いつもは優しし、きっと初めてだからあんな怖い顔になっていたのかも。
あの恐ろしいおじさんとは違う…
カイトはカイトなんだから…
私は自分に言い聞かせた。