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POISON 〜プワゾン…毒
第3章 アリサでいる事
施設のパソコンを借り、すぐに彼にお礼をしようと、名刺を見た。
【神崎 智】と書かれていて、会社名はなかった。
ただ、仕事用の電話番号とメールアドレスが書かれていた。
パソコンのフリーメールアドレスからプライベート用のメールアドレスにお礼を送った。
暫く返事を待ってみたが、パソコンを使える時間が過ぎても返事がこなかったのでパソコンを閉じたのだった。
「アリサちゃん。私ね、高校卒業したら結婚するの。」
パソコンを閉じるとキララは私の隣に座った。
「え?結婚?キララ、彼氏居たの?」
「ふふふ。去年から付き合ってんの。ずっと好きだったんだけど、彼は他の人が好きだと思っていたら、本当は私が好きだって。」
「そう?良かったじゃない?え?でも早くない?18歳で結婚なんて。相手は?同い年?」
「ううん。違う。もう仕事をしていてね。ふふふ。誰だと思う?」
「分かんないわよー。私の知ってる人?」
「うん。知ってる人よ。カイト君。」
「カイト?」
「そうよ。驚いた?」
驚いた…
今日、私にプロポーズしていたのに?
「う…うん。驚いた。け…っこん?」
「愛してるってカイト君は言ってくれて、結婚しようって。さっきバイト先に来て、帰りに送ってくれた時に言われたの。」
「そ…そうなの?」
「ふふふ、みんなには内緒よ。」
「う…うん。。」
私は頭の中がごちゃごちゃしてしまった。
さっき、私にプロポーズしてたのに、キララにも?
私が拒否したらあんな事をしたのに…
もしかしたら、キララも乱暴されてるの?
「キララ?大丈夫?」
「何が?」
「ううん。カイトと…その。。エッチとか…して…」
「大丈夫よ。避妊はしてるから。」
「あ、ああ、そうなの?」
「カイト君は私に優しくしてくれているから。ふふふ。」
キララの幸せそうな顔を見て胸が痛んだ。
キララ、本当に大丈夫なのかな…
【神崎 智】と書かれていて、会社名はなかった。
ただ、仕事用の電話番号とメールアドレスが書かれていた。
パソコンのフリーメールアドレスからプライベート用のメールアドレスにお礼を送った。
暫く返事を待ってみたが、パソコンを使える時間が過ぎても返事がこなかったのでパソコンを閉じたのだった。
「アリサちゃん。私ね、高校卒業したら結婚するの。」
パソコンを閉じるとキララは私の隣に座った。
「え?結婚?キララ、彼氏居たの?」
「ふふふ。去年から付き合ってんの。ずっと好きだったんだけど、彼は他の人が好きだと思っていたら、本当は私が好きだって。」
「そう?良かったじゃない?え?でも早くない?18歳で結婚なんて。相手は?同い年?」
「ううん。違う。もう仕事をしていてね。ふふふ。誰だと思う?」
「分かんないわよー。私の知ってる人?」
「うん。知ってる人よ。カイト君。」
「カイト?」
「そうよ。驚いた?」
驚いた…
今日、私にプロポーズしていたのに?
「う…うん。驚いた。け…っこん?」
「愛してるってカイト君は言ってくれて、結婚しようって。さっきバイト先に来て、帰りに送ってくれた時に言われたの。」
「そ…そうなの?」
「ふふふ、みんなには内緒よ。」
「う…うん。。」
私は頭の中がごちゃごちゃしてしまった。
さっき、私にプロポーズしてたのに、キララにも?
私が拒否したらあんな事をしたのに…
もしかしたら、キララも乱暴されてるの?
「キララ?大丈夫?」
「何が?」
「ううん。カイトと…その。。エッチとか…して…」
「大丈夫よ。避妊はしてるから。」
「あ、ああ、そうなの?」
「カイト君は私に優しくしてくれているから。ふふふ。」
キララの幸せそうな顔を見て胸が痛んだ。
キララ、本当に大丈夫なのかな…