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POISON 〜プワゾン…毒
第4章 サクラになる

「アリサは、あまり食べないと施設長が心配していたんだ。モデルになってからは特に食べないって。」
「食べたくなかったり、体調が悪くて食べられなかったり…」
「たくさん辛い思いをしてきたって聞いたんだ。どんな辛い事かは言わなかったけど…それでも同じ施設の子たちに元気になるように接してくれていたから、施設の中の雰囲気が明るくなったって言っていたよ。」
「そんな…みんなとっても辛く苦しんでいて…だからっていつも辛くいるのは、不幸だと思えたから、楽しいって思うこともあった方が少しは楽になるから…でも、みんなの辛く苦しい気持ちは消えないけど。」
「そうか…そうだね…アリサはとても優しくて強いね。もっと惹かれてしまったよ。毎日毎日惚れ度が上がっていくよ。」
「神崎さん…」
私は思わず神崎さんに抱きついていた。神崎さんが好きで好きで堪らなくなっていた。
神崎さんは私の頭を撫でながら唇にキスをし、首筋にキスをした。
キスをされてこんな幸せな気持ちになるなんて思ってもみなかった。
もっとキスをされたい…
私は大きく息を吐き、大きく吸った。
「神崎さん…が…好き…」
神崎さんは私を見つめ再び唇にキスをした。
優しいキスだ。
今まで経験した恐ろしいキスとは違い、生まれてから自分が待ち焦がれていたような…そんな感覚だった。
「食べたくなかったり、体調が悪くて食べられなかったり…」
「たくさん辛い思いをしてきたって聞いたんだ。どんな辛い事かは言わなかったけど…それでも同じ施設の子たちに元気になるように接してくれていたから、施設の中の雰囲気が明るくなったって言っていたよ。」
「そんな…みんなとっても辛く苦しんでいて…だからっていつも辛くいるのは、不幸だと思えたから、楽しいって思うこともあった方が少しは楽になるから…でも、みんなの辛く苦しい気持ちは消えないけど。」
「そうか…そうだね…アリサはとても優しくて強いね。もっと惹かれてしまったよ。毎日毎日惚れ度が上がっていくよ。」
「神崎さん…」
私は思わず神崎さんに抱きついていた。神崎さんが好きで好きで堪らなくなっていた。
神崎さんは私の頭を撫でながら唇にキスをし、首筋にキスをした。
キスをされてこんな幸せな気持ちになるなんて思ってもみなかった。
もっとキスをされたい…
私は大きく息を吐き、大きく吸った。
「神崎さん…が…好き…」
神崎さんは私を見つめ再び唇にキスをした。
優しいキスだ。
今まで経験した恐ろしいキスとは違い、生まれてから自分が待ち焦がれていたような…そんな感覚だった。

