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POISON 〜プワゾン…毒
第1章 ママとの生活
私はママが帰ってきたのも気付かずにいた。
ママのすすり泣く声とママの香水の匂いで私は目が覚めたのだ。
「あ、ママ、もう帰ってきたの?あっ、洗濯物入れないと…あ。お米もまだ研いでなかった。ごめんなさい。寝ちゃったみたい…」
私が起き上がろうとすると下半身とお腹に激痛が走った。
「痛っ!」
私は一瞬にして恐ろしい出来事を思い出していた。
ママは私を見ずに泣いていた。
「ママ、ママ。ごめんなさい。私。ごめんなさい。」
私はママに謝っていた。
何故謝ったのか…
洗濯物を濡らしてしまったから?
お米を研いでなかったから?
布団を汚してしまったから?
ママが泣いていたから謝ったのかも知れない。
既にシーツは取り替えられていて、私はパジャマを着ていた。
ママがしてくれたの…?
ママは無言で夕食の支度をしはじめた。
ちゃぶ台にはおじさんの土産のケーキの箱が置かれていた。
「ママ?あの…ね…」
私はケーキを貰った事を伝えようとしたが、
「早くご飯を食べてしまいなさい。」
ママの小さな厳しい声だった。
「はい…」
ママ、怒ってる?
私がおじさんにあんな事されたから?
それともおじさんにちゃんと出来なかったから?
私はご飯を口に入れると痛みが走った。
顔を叩かれた時に口の中が切れたのか…
それでもご飯を残したらママが心配すると思い我慢して、水で喉の奥に流し込んだのだった。
ご飯中私は泣きそうだったけど、私が泣いたらママが嫌な気持ちになるんじゃないかと、私は泣くのを堪えていた。
ママのすすり泣く声とママの香水の匂いで私は目が覚めたのだ。
「あ、ママ、もう帰ってきたの?あっ、洗濯物入れないと…あ。お米もまだ研いでなかった。ごめんなさい。寝ちゃったみたい…」
私が起き上がろうとすると下半身とお腹に激痛が走った。
「痛っ!」
私は一瞬にして恐ろしい出来事を思い出していた。
ママは私を見ずに泣いていた。
「ママ、ママ。ごめんなさい。私。ごめんなさい。」
私はママに謝っていた。
何故謝ったのか…
洗濯物を濡らしてしまったから?
お米を研いでなかったから?
布団を汚してしまったから?
ママが泣いていたから謝ったのかも知れない。
既にシーツは取り替えられていて、私はパジャマを着ていた。
ママがしてくれたの…?
ママは無言で夕食の支度をしはじめた。
ちゃぶ台にはおじさんの土産のケーキの箱が置かれていた。
「ママ?あの…ね…」
私はケーキを貰った事を伝えようとしたが、
「早くご飯を食べてしまいなさい。」
ママの小さな厳しい声だった。
「はい…」
ママ、怒ってる?
私がおじさんにあんな事されたから?
それともおじさんにちゃんと出来なかったから?
私はご飯を口に入れると痛みが走った。
顔を叩かれた時に口の中が切れたのか…
それでもご飯を残したらママが心配すると思い我慢して、水で喉の奥に流し込んだのだった。
ご飯中私は泣きそうだったけど、私が泣いたらママが嫌な気持ちになるんじゃないかと、私は泣くのを堪えていた。