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POISON 〜プワゾン…毒
第4章 サクラになる
私は7時になり、布団から出た。
学校に行く為だ。

学校は行ける日は必ず行くと施設長と約束したのだ。
泣きはらした目を冷やし、眼鏡をかけ、マスクをした。

こうして行けば目の腫れはアレルギーだと思われるかな…

気持ちを切り替えて学校に向かった。


泣いても何にも解決しないし…
好きだから仕方ないし…

きっとこんな辛い想いを何度もするだろうし、絶望もするだろう…

愛されているから辛い…贅沢な辛さよ…

だって、絶望の辛さに比べたら、素敵な辛さよね…


変な考えだったかも知れない。
9月下旬の心地よい秋風に気持ちも穏やかになったんだと思う。



学校が終われば、パーティー。
家に戻り、事務所に一度行ってから会場の控え室に。控え室で服を着て、パーティー…
頭の中で1日のスケジュールを考えた。

仕事は楽しかった。

ショーが終わったら、来年の春夏ファッションの撮影…

神崎さんとの事でメソメソしてる場合では無い。

前を向いて…

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