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POISON 〜プワゾン…毒
第4章 サクラになる

学校が終わり、家に帰ると、ふとママの遺した香水の瓶を見た。
そして、それを首筋と手首と足首につけた。
ママの思い出が頭の中に浮かんでくる。
このところママの事は思い出さなかったけど、今日は何故かママがとても恋しくなっていた。
「ママ、行ってきます。」
遺影に挨拶をして私は家を出た。
そして事務所に仕事の報告をし、パーティー会場に出掛けた。
神崎さんの母親のブランドの主任デザイナーを今季限りで引退し、これからは神崎さんがデザイナーとしてこのブランドを引っ張っていくのだ。
「アリサの為に創ったドレスだよ。」
そう言い、渡されたドレスはサクラ色だった。
私はドレスに着替え、会場に行った。
会場のステージに立ち、お辞儀をし、メンズモデルの腕に自分の腕を通した。
ライトを浴び、私は笑顔で観客に手を振った。
ミニファッションショーを終え、パーティー会場の輪に私は他のモデルと入った。
神崎さんはモデル達をお客さんに紹介してまわった。
私もいろいろな人に紹介され、笑顔を振りまいていた。
「ん?」
お尻がモゾモゾとした。
振り返るが、何も無い…
そしてまた、お尻がモゾモゾと…
私はスッと手を伸ばし、お尻を触るものを掴んだ。
手だ!
私はその手を握り、引っ張ると、一人の男性の手だった。
「ホホゥ。私の手を握り締めて…積極的なお嬢さんだな。」
この男性はお洒落だが、60歳は過ぎているだろうか…
「私のお尻…触りましたよね?」
「知らん。それより、お嬢さん、名前は?私のタイプだ。愛人にしてやるよ。」
なによ…この…じじい…
「お父さん!」
神崎さんは、私に近付きお父さんと言った。
「サクラ?お父さん…社長と何か?」
「い…いえ…別に…」
ってか、社長?お父さん?
「サクラも、お客さんの接待を頼むぞ。」
神崎さんは、私をこの男の前に残してお客さんの接待にすぐに戻っていった。
そして、それを首筋と手首と足首につけた。
ママの思い出が頭の中に浮かんでくる。
このところママの事は思い出さなかったけど、今日は何故かママがとても恋しくなっていた。
「ママ、行ってきます。」
遺影に挨拶をして私は家を出た。
そして事務所に仕事の報告をし、パーティー会場に出掛けた。
神崎さんの母親のブランドの主任デザイナーを今季限りで引退し、これからは神崎さんがデザイナーとしてこのブランドを引っ張っていくのだ。
「アリサの為に創ったドレスだよ。」
そう言い、渡されたドレスはサクラ色だった。
私はドレスに着替え、会場に行った。
会場のステージに立ち、お辞儀をし、メンズモデルの腕に自分の腕を通した。
ライトを浴び、私は笑顔で観客に手を振った。
ミニファッションショーを終え、パーティー会場の輪に私は他のモデルと入った。
神崎さんはモデル達をお客さんに紹介してまわった。
私もいろいろな人に紹介され、笑顔を振りまいていた。
「ん?」
お尻がモゾモゾとした。
振り返るが、何も無い…
そしてまた、お尻がモゾモゾと…
私はスッと手を伸ばし、お尻を触るものを掴んだ。
手だ!
私はその手を握り、引っ張ると、一人の男性の手だった。
「ホホゥ。私の手を握り締めて…積極的なお嬢さんだな。」
この男性はお洒落だが、60歳は過ぎているだろうか…
「私のお尻…触りましたよね?」
「知らん。それより、お嬢さん、名前は?私のタイプだ。愛人にしてやるよ。」
なによ…この…じじい…
「お父さん!」
神崎さんは、私に近付きお父さんと言った。
「サクラ?お父さん…社長と何か?」
「い…いえ…別に…」
ってか、社長?お父さん?
「サクラも、お客さんの接待を頼むぞ。」
神崎さんは、私をこの男の前に残してお客さんの接待にすぐに戻っていった。

