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POISON 〜プワゾン…毒
第4章 サクラになる

学校でもキララから連絡が無いか気になっていて、授業が終わる頃に、私から連絡をしようと思っていた。
が…
キララからの連絡が無いので私は連絡をするのをやめた。
何度もスマホを確認したが、連絡はなかった。
そのまま仕事に出掛けた。
事務所に着くと、社長が待っていると言われ、社長室に向かった。
社長室のドアをノックして開けると、社長は手招きをした。
部屋に入ると、あの男がいた。
神崎義彦…
全身に鳥肌が立った。
「サクラ…あのカンザキの社長直々に挨拶に見えてね…サクラの契約を10年契約をしたいと…えらくサクラを気に入ってくれてね。いい話だろ?」
「…お断りします。」
「は?何故?」
社長は驚いていた。
「私は神崎さんと…息子さんの智さんとと契約しているんじゃないですか…」
「いや…息子というか…YK’zとの契約だから…その契約の延長を申し出てくれたんだよ。」
「ははは。義理堅い娘さんだ。もっと気に入ったよ。私の…私のところに是非来て欲しいな。」
人のいい面をして…裏の顔は悪魔より酷いのに…
「社長、サクラちゃんと話しをさせて貰えないかな。そうだな…うちの会社を見せてどんなか知って貰いたいよ。」
「そ…そうですか…サクラ…会社を見せて貰うか?その上で返事をしたらどうだい?」
「あの…だれか…誰かついて来てくれるのなら…」
この男の卑劣さは分かっていた。
「んー、私が着いていけたらいいだが…先約があって…他は空いてる者は…」
社長は秘書に目をやった。
個々のスケジュールをすぐに確認し、秘書は首を振った。
「社長、大丈夫ですよ。うちのスタッフがちゃんとご案内しますから。」
神崎は立ち上がり、私の腕を掴んだ。
「社長、何から何まで…ありがとうございます。」
事務所の社長は頭を下げた。
私は行きたくない…
それでも私は無理矢理神崎の車に乗せられてしまった。
が…
キララからの連絡が無いので私は連絡をするのをやめた。
何度もスマホを確認したが、連絡はなかった。
そのまま仕事に出掛けた。
事務所に着くと、社長が待っていると言われ、社長室に向かった。
社長室のドアをノックして開けると、社長は手招きをした。
部屋に入ると、あの男がいた。
神崎義彦…
全身に鳥肌が立った。
「サクラ…あのカンザキの社長直々に挨拶に見えてね…サクラの契約を10年契約をしたいと…えらくサクラを気に入ってくれてね。いい話だろ?」
「…お断りします。」
「は?何故?」
社長は驚いていた。
「私は神崎さんと…息子さんの智さんとと契約しているんじゃないですか…」
「いや…息子というか…YK’zとの契約だから…その契約の延長を申し出てくれたんだよ。」
「ははは。義理堅い娘さんだ。もっと気に入ったよ。私の…私のところに是非来て欲しいな。」
人のいい面をして…裏の顔は悪魔より酷いのに…
「社長、サクラちゃんと話しをさせて貰えないかな。そうだな…うちの会社を見せてどんなか知って貰いたいよ。」
「そ…そうですか…サクラ…会社を見せて貰うか?その上で返事をしたらどうだい?」
「あの…だれか…誰かついて来てくれるのなら…」
この男の卑劣さは分かっていた。
「んー、私が着いていけたらいいだが…先約があって…他は空いてる者は…」
社長は秘書に目をやった。
個々のスケジュールをすぐに確認し、秘書は首を振った。
「社長、大丈夫ですよ。うちのスタッフがちゃんとご案内しますから。」
神崎は立ち上がり、私の腕を掴んだ。
「社長、何から何まで…ありがとうございます。」
事務所の社長は頭を下げた。
私は行きたくない…
それでも私は無理矢理神崎の車に乗せられてしまった。

