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POISON 〜プワゾン…毒
第4章 サクラになる
私は気付くとソファで寝ていた。
見知らぬ天井…
頭がボーッとして、何が起きたのか記憶を辿ってみた。

神崎に…

部屋を見渡すと神崎がパソコンに向かっていた。

身体…
身体は?
指をそっと動かしてみると普通に動いた。

起き上がると、起きた私に神崎が気づき
「気持ち良さそうに寝ていたね。」
と、私に近付いた。

寝ていた?
薬で寝かせて私をレイプしたんじゃないの?

自分の身体を見ると、ここに来た時と同じように服は着ていた。

夢?
ううん。この男はレイプした事を夢だと思わせるように仕向けてる…

「気持ち良さそうだったけど、時々声をあげていたよ。夢でも見ていたの?」

私はあのおぞましい感覚を思い出していた。

「お手洗いに…」
立ち上がるとお腹の奥に鈍い痛みが走った。

「大丈夫かい?立ちくらみ?」

「いえ、大丈夫…です。」
私は壁に手を添えながら歩き出した。

トイレでスマホを確認すると
〈妻と一緒にいるから今は行けないよ。父さんと楽しんでおいで。〉
神崎さんからの返信があった。

楽しんで?
楽しむの?レイプされる事を?

私は涙が溢れ出ていた。

そして便座に座ると何かが出る感覚がし、トイレットペーパーで拭き、確認すると、白いドロリとした液体が私の中から出てきたのだった。

いや…何?もう…どうして?

私はそのまま泣き出してしまった。

もう、いや…
私ばかりこんな辛い目に合わないといけないの?


「大丈夫?サクラ?」
神崎がトイレのドアをノックした。

彼に対して憎しみよりも、こんな運命の自分が憐れでならなかった。


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