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POISON 〜プワゾン…毒
第5章 決心
学校が終わると神崎さんは私を迎えにきた。
「神崎さんの仕事は大丈夫ですか?」
神崎さんはYK'zのデザイン部門を母親から受け継ぎ、神崎さんのデザイン発表もしなければならないのに、私を構っている時間はそんなにあるのかと疑問にも思ったけど、彼をダメにする事が目標の私はそれはそれでいいと思った。
「今朝、アリサを抱いていて浮かんでね…とても素敵なのが二、三出来たんだ。」
「そ…そうなの?」
「アリサは最高だよ。僕のイメージを膨らませてくれるから。最高のパートナーだ。」
大きなSUVの車に乗り込み、
「僕の仕事のマンションの裏のマンションだけど、いい物件があったんだ。」
「え?でも…私、あのアパートで…」
「いや、ダメだ。あそこはセキュリティに問題もあるし、こっちのマンションならすぐだ。何かあればすぐに行ける。アリサを近くに置いておきたいんだ。」
神崎さんは私の手をギュッと握り締め
「アリサの名義にしてあるから…」
信号で車を停車させると、神崎さんは身体を助手席に伸ばし私の唇に自分の唇を合わせた。
「誰かに見られてしまうわ。」
「大丈夫さ。僕はこんなにアリサを愛しているんだから。」
大丈夫とは思えなかったが、私は神崎さんの手を握った。
「神崎さんの仕事は大丈夫ですか?」
神崎さんはYK'zのデザイン部門を母親から受け継ぎ、神崎さんのデザイン発表もしなければならないのに、私を構っている時間はそんなにあるのかと疑問にも思ったけど、彼をダメにする事が目標の私はそれはそれでいいと思った。
「今朝、アリサを抱いていて浮かんでね…とても素敵なのが二、三出来たんだ。」
「そ…そうなの?」
「アリサは最高だよ。僕のイメージを膨らませてくれるから。最高のパートナーだ。」
大きなSUVの車に乗り込み、
「僕の仕事のマンションの裏のマンションだけど、いい物件があったんだ。」
「え?でも…私、あのアパートで…」
「いや、ダメだ。あそこはセキュリティに問題もあるし、こっちのマンションならすぐだ。何かあればすぐに行ける。アリサを近くに置いておきたいんだ。」
神崎さんは私の手をギュッと握り締め
「アリサの名義にしてあるから…」
信号で車を停車させると、神崎さんは身体を助手席に伸ばし私の唇に自分の唇を合わせた。
「誰かに見られてしまうわ。」
「大丈夫さ。僕はこんなにアリサを愛しているんだから。」
大丈夫とは思えなかったが、私は神崎さんの手を握った。