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SOS
第4章 永遠と一瞬

悪魔は、ひどく愉しそうに嗤(わら)っていた。

今の木崎慎太郎の状態────それは人間ならば思わず目を背けたくなるくらい、残酷なものだった。

目は見えず、耳も聞こえない。また、言葉を話したり、自分の意思で身体を動かすこともできない。

────それに加え。

脳は正常状態。つまり彼自身が何かを考えたり感じたりすることはできる。
そのため今自分がどこにいて、何をされているのか────視界と音の世界を奪われた彼にとって、その命が終わりを告げるまで、一瞬たりとも気が抜けない。


「くくっ……」

悪魔だけに届く────彼、木崎慎太郎の心の叫びは聞いているだけで愉快そのものだった。
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