この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
官能書道/筆おろし
第3章 双鉤
「先生――よ、酔ってらっしゃるんですか?」

「酔ってるように見える?」

 眼の下をほんのり桜色に染めていたが、酔っているわけではないようだ。
 むしろ、書の指導をするときのような真摯な表情で、澄夫の股間に細く繊細な指を這わし続ける。

「出さなかったんだ」

 むくむくと成長する若肉の反応を見て、涼子が優しく言った。
 
 ズボンと下着の布を通してさえ、指先の動きはたまらない刺激だった。
 猛ったまま中断され、行き場を失っていた十七歳の情欲が、たちまち海綿体に充ちてゆく。

「こんなにしちゃって。このままじゃ、身体に毒ね。
 書道にも身が入らないでしょう」

 手の中で瞬くうちに硬く大きく変化した牡肉に、涼子はあきれたような、頼もしいような、微妙な眼を向ける。

「く、くうっ」

 澄夫は涼子の指の心地よさに、腰を引いて小さく呻いた。
 すでにデニムパンツの前はみっともなく膨らんで、勃起の形をあらわにしている。

/59ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ