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官能書道/筆おろし
第3章 双鉤
涼子は澄夫の足元に膝でにじり寄った。
布に浮き上がった肉筋に沿って、人差し指の先をすーっと滑らせる。
根元から先端にかけて、触れるか触れないかの微妙なタッチで指が動いてゆく。
くすぐったさを伴った快感が背筋を走る。
じっとしていようと思っても、知らずに腰が動いてしまう。
先端に達した指は、逆ハート形に盛り上がった部分の周りを何度もなぞった。
黒い染みが面積を広げる。
ボクサーブリーフの上から、優しくにぎられた。
五本の指を使ってこすられる。
布の上からさすられるのは、とても気持ちよかった。
さわさわと焦らされるような感じが、たまらない。
澄夫は快感に身をよじりながら、必死の思いで言った。
「先生みたいな女性《ひと》が、こんなことしちゃいけないよ」
「こんなことって?」
「あの……い、いやらしいことを」
布に浮き上がった肉筋に沿って、人差し指の先をすーっと滑らせる。
根元から先端にかけて、触れるか触れないかの微妙なタッチで指が動いてゆく。
くすぐったさを伴った快感が背筋を走る。
じっとしていようと思っても、知らずに腰が動いてしまう。
先端に達した指は、逆ハート形に盛り上がった部分の周りを何度もなぞった。
黒い染みが面積を広げる。
ボクサーブリーフの上から、優しくにぎられた。
五本の指を使ってこすられる。
布の上からさすられるのは、とても気持ちよかった。
さわさわと焦らされるような感じが、たまらない。
澄夫は快感に身をよじりながら、必死の思いで言った。
「先生みたいな女性《ひと》が、こんなことしちゃいけないよ」
「こんなことって?」
「あの……い、いやらしいことを」