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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第4章 花火大会。ホテルのバルコニーで
こんな所で脱がされたくない…
愛里は必死に抵抗した。
愛里は忘れていない。ゴールデンウィークの日のことを。
コテージの裏側、ウッドデッキと小さな露天風呂があるそこは、宿泊客だけが使えるプライベートスペースだった。
そこで幸彦に犯された。
それを見られていた。
そして、その見ていた男にまた犯された。
幸彦はそれを知らない。知られたくもないから言わないでいた。
今でも外での行為が無事に終わったと思い満足しているだろう。だからこそまた、外でしたいと考えたのだろう。
しかし、それは間違いだ。そして危険度は今日のほうがはるかに大きい。
男はあまりに大きな性欲に支配されると周りが見えなくなる。
愛里はそれを体で知っている。
そうでなければ、幸彦も新堂も自分を犯したりはしなかったはずだ。
愛里は必死に体を隠した。小さな胸は腕の中に隠れてくれた。
幸彦の手は愛里の腕の隙間からどうにか潜り込もうと足掻いていたが、ぴったりと抱き込まれたそこには、大人の指が忍び込める隙間はなかった。
セックスされるのは、もういい。されたっていい。
するならベッドで…せめて部屋の中で。
そう思う愛里の肩から腰に掛けて、大人の大きな手が滑り下りていく。
細い腰を抱くようにしたかと思うと、一息で帯が解かれた。
「きゃ…」
さらり、と帯が足元に落ちる。吹き抜ける風が開いた浴衣の内側に入り込み、愛里の素肌を夜気に晒す。
その中に幸彦の腕が入り込む。大きな手のひらが下腹部を太ももを、そして布地の多いショーツを撫でる。
今日はボクサータイプのショーツを履いていた。ブラと合わせて色は白。
上下とも面積の多い下着を選んだのは、浴衣に下着のラインが出ないようにと綾香と話して決めたものだった。
そういうことに気を使うのが大人になった気がして、久しぶりに袖を通した浴衣が嬉しくて、綾香と部屋でたくさん笑い合った。
そのたった数時間後。
愛里はまた辱められている。
愛里は必死に抵抗した。
愛里は忘れていない。ゴールデンウィークの日のことを。
コテージの裏側、ウッドデッキと小さな露天風呂があるそこは、宿泊客だけが使えるプライベートスペースだった。
そこで幸彦に犯された。
それを見られていた。
そして、その見ていた男にまた犯された。
幸彦はそれを知らない。知られたくもないから言わないでいた。
今でも外での行為が無事に終わったと思い満足しているだろう。だからこそまた、外でしたいと考えたのだろう。
しかし、それは間違いだ。そして危険度は今日のほうがはるかに大きい。
男はあまりに大きな性欲に支配されると周りが見えなくなる。
愛里はそれを体で知っている。
そうでなければ、幸彦も新堂も自分を犯したりはしなかったはずだ。
愛里は必死に体を隠した。小さな胸は腕の中に隠れてくれた。
幸彦の手は愛里の腕の隙間からどうにか潜り込もうと足掻いていたが、ぴったりと抱き込まれたそこには、大人の指が忍び込める隙間はなかった。
セックスされるのは、もういい。されたっていい。
するならベッドで…せめて部屋の中で。
そう思う愛里の肩から腰に掛けて、大人の大きな手が滑り下りていく。
細い腰を抱くようにしたかと思うと、一息で帯が解かれた。
「きゃ…」
さらり、と帯が足元に落ちる。吹き抜ける風が開いた浴衣の内側に入り込み、愛里の素肌を夜気に晒す。
その中に幸彦の腕が入り込む。大きな手のひらが下腹部を太ももを、そして布地の多いショーツを撫でる。
今日はボクサータイプのショーツを履いていた。ブラと合わせて色は白。
上下とも面積の多い下着を選んだのは、浴衣に下着のラインが出ないようにと綾香と話して決めたものだった。
そういうことに気を使うのが大人になった気がして、久しぶりに袖を通した浴衣が嬉しくて、綾香と部屋でたくさん笑い合った。
そのたった数時間後。
愛里はまた辱められている。