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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第4章 花火大会。ホテルのバルコニーで
 尻の谷間に腕を潜り込ませ、背後から少女の割れ目をまさぐる。

 すでにそこは濡れていた。

 指先に絡み付く粘液がねちりと音を立てる。風になびく浴衣が隠す少女の体は火照っている。

「うぁ、あ…つ、う…」

 責めに喘ぐ愛里を幸彦は後ろから見ている。右手でしっかりと柵を掴み崩れそうな体を支えている。左手は背後に回され、尻から差し込まれる自分の腕を引き離そうともがいているが、その手はただいたずらに空気をかき混ぜているだけだった。

 身悶える小さな体から浴衣が逃げ出す。背後に向けた左肩からずり落ちていた。

 指に絡み付く粘液はさらに粘度を増す。ねちねちと粘っこい音が打ち上がる花火の合間に響く。

「く、ふ…う、ああ…っ!」
 
 股間を弄びながら、もう片方の手を胸に伸ばす。
 いつも以上に熱い。汗がうっすらと浮いている。

「愛里ちゃん」

 背後からそっと囁く。

「そんなに声出しちゃダメだよ。誰かに聞かれちゃうよ」

 びくっと体を揺らして肩越しに愛里が振り向いた。

 少し伸びた前髪が汗で額に貼り付き、目から溢れた涙で頬にも張り付いている。

「外だけじゃなくて、お隣にも人がいるんだよ」

 理解が追い付かなかったのか、一瞬の間をおいて「ひっ」と小さく悲鳴が聞こえた。

「手すりからこっちを覗き込まれたら、見られちゃうかもよ」
「お父さん、やめよ…、お願…うっ!」

 最後までは言わせず、また割れ目をほじくり返す。背後を彷徨っていた左手がこみ上げる喘ぎを塞ぐように、口を覆い隠した。

 崩れ落ちそうな体を右手で、声を抑えるために左手で、それぞれが懸命に愛里を支えているが、そのおかげで守りに回す手がなくなった。

 体と浴衣を震わせて耐えるだけの愛里を、幸彦は執拗に責めた。
 風になびく浴衣の内側にしゃがみ込み、小ぶりで上向きな尻を目の前に見ながら一気にショーツを引き下ろす。

 がくがくと震える膝のあたりで引っ掛かったが、前屈みで体を支える愛里の割れ目は幸彦から丸見えだった。ぎゅっと足が閉じられているため、肉の扉はいつも以上にぴったりと合わさっている。きつく閉まっている分、滲み出した潤いが足の付け根までをも濡らしている。

 尻の谷間を開くようにして、そこに口を付けた。腰を抱くように腕を回し、太ももの狭い隙間からクリトリスを探し当てる。
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