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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第6章 開花し始めた性の器
「体がスースーするのかな?」
「え…?」
何で、と言う目で愛里が見て来る。その目が次の瞬間、何かを悟ったような色に変わった。
「…お父さんがやったの?」
「そうだよ」
昨日の夜、めぐみと「水着を下に着てっちゃおう」と話をしているのが聞こえて来た。二人で楽しそうに準備をしたバッグは、寝る時にはリビングに置きっぱなしになっていた。
綾香が寝静まった頃、そっと幸彦がベッドを抜け出す。暗いリビングの中に置いてある、愛里の明日のバッグ。
その中に丁寧に折りたたまれた、明日の帰りに身に付ける下着を抜き出す。
明日着ていく予定の白いワンピースに合わせてか、白い下着だった。ショーツには黒猫が描かれている。前面に顔で体が横に伸び、尻の真ん中までしっぽが伸びている。ブラにも小さい肉球が黒い色でプリントされていた。
きっとこの下着は愛里によく似合うだろう。これを身に付けている愛里を見たくもあるが、幸彦はそれを自分のバッグにしまい込んだ。
そしてプールの後、白いワンピースの下に何も身に付けていない愛里が助手席に座っている。
ワンピースは体が透けてしまうほど薄くはない。しかし下着を着けていない体を隠してくれるほどの厚さもない。きっとバッグで隠されただけ胸元は乳首の位置が分かってしまうだろう。
何かを言おうとして、結局黙ったままバッグを抱いた愛里が黙って座っている。
車は順調に走り、パーキングエリアに停車した。幸彦が運転席から離れ、助手席のドアを開ける。
「さあ、降りようか?」
「え…?」
「お母さんにここのメロンパンを買って帰る約束だったでしょう?」
「う、うん…私は待ってるよ…」
「だめだよ」
細い腕を掴んで車から連れ出す。急に引っ張られて腕の中からバッグが落ちた。
「一緒に行こう」
「やだ…無理だよ」
「何で?」
「だって…こんな恰好で…」
握った拳を喉元に当てるように、腕で胸を覆い隠す。
「大丈夫だよ。普通にしてたらみんな気付かないから」
笑ってそう言うと、愛里が絶望的な顔をした。
「え…?」
何で、と言う目で愛里が見て来る。その目が次の瞬間、何かを悟ったような色に変わった。
「…お父さんがやったの?」
「そうだよ」
昨日の夜、めぐみと「水着を下に着てっちゃおう」と話をしているのが聞こえて来た。二人で楽しそうに準備をしたバッグは、寝る時にはリビングに置きっぱなしになっていた。
綾香が寝静まった頃、そっと幸彦がベッドを抜け出す。暗いリビングの中に置いてある、愛里の明日のバッグ。
その中に丁寧に折りたたまれた、明日の帰りに身に付ける下着を抜き出す。
明日着ていく予定の白いワンピースに合わせてか、白い下着だった。ショーツには黒猫が描かれている。前面に顔で体が横に伸び、尻の真ん中までしっぽが伸びている。ブラにも小さい肉球が黒い色でプリントされていた。
きっとこの下着は愛里によく似合うだろう。これを身に付けている愛里を見たくもあるが、幸彦はそれを自分のバッグにしまい込んだ。
そしてプールの後、白いワンピースの下に何も身に付けていない愛里が助手席に座っている。
ワンピースは体が透けてしまうほど薄くはない。しかし下着を着けていない体を隠してくれるほどの厚さもない。きっとバッグで隠されただけ胸元は乳首の位置が分かってしまうだろう。
何かを言おうとして、結局黙ったままバッグを抱いた愛里が黙って座っている。
車は順調に走り、パーキングエリアに停車した。幸彦が運転席から離れ、助手席のドアを開ける。
「さあ、降りようか?」
「え…?」
「お母さんにここのメロンパンを買って帰る約束だったでしょう?」
「う、うん…私は待ってるよ…」
「だめだよ」
細い腕を掴んで車から連れ出す。急に引っ張られて腕の中からバッグが落ちた。
「一緒に行こう」
「やだ…無理だよ」
「何で?」
「だって…こんな恰好で…」
握った拳を喉元に当てるように、腕で胸を覆い隠す。
「大丈夫だよ。普通にしてたらみんな気付かないから」
笑ってそう言うと、愛里が絶望的な顔をした。