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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第6章 開花し始めた性の器
「ん、んん…んは、ん…」

 それは今までに感じたことのない快感だった。指や肉棒が奥深くにまで入ってくるのとは、また違う。膣の内側に合わせて形が変わる舌は、痒いところに手が届くように絶妙に愛里の中をくすぐる。

 体の奥が熱くなり、舐められ吸われるその度に潤いがどんどんと湧き出て来るのが自分でも分かる。幸彦の顔はもうびしょ濡れになってしまっているのではないだろうか。そんなことが頭をよぎる。

 が、それも一瞬だった。

「愛里ちゃんも舐めて」

 あまりの快感に愛里は肉棒を口から吐き出していた。ただ口に含む。それすらが難しい。
 幸彦の言葉にもう一度咥え込むが、胸の奥から大きな喘ぎがこみ上げてきて、たったそれだけのことが上手く出来ない。

 上からだと、自分の頭の重さでどうしても喉の奥まで咥え込むことになってしまう。上半身を支えてくれるはずの腕は快感によって力を出してくれない。

「そんなにされたら…あうっ、で、きない…」

 肉棒を口に含もうにも強い快感が体を縛り、ただ幸彦の肉棒や陰毛に涎が垂れるばかり。
 ただ一方的に愛里が快感に苛まされていた。

「お父さ…だめ…もう、もう…!」
「イきそうなの? またイっちゃいそう?」

 幸彦は割れ目に口をつけたままそう言った。舌の動きは一瞬止まったが、川の中に石を投げたようなもので快感の流れは止まらなかった。

 だから愛里はぎゅっと肉棒を握った。

 それは快感に耐えるためでもあったし、イきそうだということを伝えるためでもあった。

「イく時にはちゃんと言うんだよ。お父さんにイくって言って」
「はう…、そんな恥ずかしいこと…あうっ!」

 ちゃんと言うんだよ。イくって言うんだよ。

 何度も言われた言葉が快感でじんじんする頭に響く。
 もう車の近くに人がいるかもしれない。そんなところにまで考えが回らなかった。

「あう…くあ、ん…ほんとにもう…イ…」

 絶頂が近いためか、喘ぎ声がまた元の呻き声に似たものに戻っている。それだけ快感が強く余裕がない。

「イっ…ちゃうっ!」

 かすれた声で愛里が叫んだ。
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