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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第7章 体いっぱいの『気持ちいい』
綾香が検査入院に行った十一月の半ば。愛里は夜中にこっそり起き出した。
両親の寝室へと忍び込む。誰もいないのに見つかったらいけないような気がして、電気も付けなかった。
窓の外から入ってくる外の明かりを手掛かりに、暗い部屋を進む。
何度も入ったことのある部屋。迷うことはなかった。タンスの下から二段目、そこに幸彦の下着が入っている。
いちばん上の一枚を手に取った。黒いボクサーブリーフ。
愛里はそれを鼻に当てた。
洗剤のいい香りの奥に、微かに幸彦の匂いがする。ちょうど肉棒が当たる部分の匂いを丹念に嗅いだ。
そして頭の中で形を思い出す。
ここに入ってたのが、自分を気持ちよくしてくれるんだ…
夫婦二人が使っているベッドに潜り込んだ。
綾香がいない日はここで何度も何度も、愛里がやめてくれと懇願しても終わらないセックスをさせられた。
いつの間にか太ももをすり合わせていた。右手をその中に挟み込んでいる。
愛里はその手で自分の割れ目を触った。
愛里が生まれてはじめて自分から行う自慰。
指の動きは不器用だ。それでも幸彦が自分にしたことを思い出して指を動かす。
「はぅ…ん…」
ねちねちと粘液の音が聞こえる。指先が熱い蠢きの中に飲み込まれる。
愛里は自分の中を触ったのは、これがはじめてだった。
今までは望まないセックスを強要されて、自分でそこを触ってみようなどと考えたこともなかった。
だから、はじめて指を差し込んだそこの熱さに驚いた。同時に指に絡み付くように動く自分の内側がひどくいやらしいもののような気がした。
こうやってお父さんをお迎えしてたんだ…
じわじわと快感がせり上がってくる。
しかし、そこまでだった。
初めての不器用な自慰は、愛里が望むものを与えてくれない。
幸彦が自分に与えてくれたような強い快感はいつまでたってもやって来なかった。
両親の寝室へと忍び込む。誰もいないのに見つかったらいけないような気がして、電気も付けなかった。
窓の外から入ってくる外の明かりを手掛かりに、暗い部屋を進む。
何度も入ったことのある部屋。迷うことはなかった。タンスの下から二段目、そこに幸彦の下着が入っている。
いちばん上の一枚を手に取った。黒いボクサーブリーフ。
愛里はそれを鼻に当てた。
洗剤のいい香りの奥に、微かに幸彦の匂いがする。ちょうど肉棒が当たる部分の匂いを丹念に嗅いだ。
そして頭の中で形を思い出す。
ここに入ってたのが、自分を気持ちよくしてくれるんだ…
夫婦二人が使っているベッドに潜り込んだ。
綾香がいない日はここで何度も何度も、愛里がやめてくれと懇願しても終わらないセックスをさせられた。
いつの間にか太ももをすり合わせていた。右手をその中に挟み込んでいる。
愛里はその手で自分の割れ目を触った。
愛里が生まれてはじめて自分から行う自慰。
指の動きは不器用だ。それでも幸彦が自分にしたことを思い出して指を動かす。
「はぅ…ん…」
ねちねちと粘液の音が聞こえる。指先が熱い蠢きの中に飲み込まれる。
愛里は自分の中を触ったのは、これがはじめてだった。
今までは望まないセックスを強要されて、自分でそこを触ってみようなどと考えたこともなかった。
だから、はじめて指を差し込んだそこの熱さに驚いた。同時に指に絡み付くように動く自分の内側がひどくいやらしいもののような気がした。
こうやってお父さんをお迎えしてたんだ…
じわじわと快感がせり上がってくる。
しかし、そこまでだった。
初めての不器用な自慰は、愛里が望むものを与えてくれない。
幸彦が自分に与えてくれたような強い快感はいつまでたってもやって来なかった。