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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第8章 愛里、中学一年生
小学校六年生の三学期。ついに愛里にも生理が来た。
大人になれたようで嬉しく、綾香にお祝いされて照れくさい。
でも、これからはセックスにコンドームが必要になる。
ゴムは着けないほうが気持ちがいい。女子同士の噂でそう聞いていた愛里はちょっと複雑な気持ちになった。
「大丈夫だよ」
テレビ通話でそう打ち明けると幸彦は笑った。
「ピルを処方してもらえばいい」
母親の綾香は子宮の病気だ。ピルを飲むことによって子宮の活動を抑え、それが病気の予防になるらしい。
もちろん妊娠を防ぐことも出来る。
薬を飲むということには抵抗を覚えた愛里だったが、副作用はあっても一ヶ月でほとんどが消えるらしいということ、飲むのをやめれば赤ちゃんを産める体に戻れることなどを幸彦が説明すると安心したらしかった。
自分も母親と同じ病気になってしまうのではないかという不安は漠然と心の中にあったし、何よりもそれで気持ちがいいセックスを続けられるようになるなら。
愛里にとっていちばん大事なのはそれだった。
大人になれたようで嬉しく、綾香にお祝いされて照れくさい。
でも、これからはセックスにコンドームが必要になる。
ゴムは着けないほうが気持ちがいい。女子同士の噂でそう聞いていた愛里はちょっと複雑な気持ちになった。
「大丈夫だよ」
テレビ通話でそう打ち明けると幸彦は笑った。
「ピルを処方してもらえばいい」
母親の綾香は子宮の病気だ。ピルを飲むことによって子宮の活動を抑え、それが病気の予防になるらしい。
もちろん妊娠を防ぐことも出来る。
薬を飲むということには抵抗を覚えた愛里だったが、副作用はあっても一ヶ月でほとんどが消えるらしいということ、飲むのをやめれば赤ちゃんを産める体に戻れることなどを幸彦が説明すると安心したらしかった。
自分も母親と同じ病気になってしまうのではないかという不安は漠然と心の中にあったし、何よりもそれで気持ちがいいセックスを続けられるようになるなら。
愛里にとっていちばん大事なのはそれだった。