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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第2章 ゴールデンウィーク。旅行一日目
「く…っ!」

 顔を近付けると、息がかかったのか愛里が呻く。小さな足の指がきゅっとすぼまった。

 前回は興奮のあまり、勢いそのまま行為をしてしまった。もっとよく観察したい。

 まずは割れ目を左右から指で挟みこんでみる。ぴったり閉じられた割れ目の隙間から愛里の潤いが滲み出て来た。

 今度は開いてみる。外側は肌の色そのまま、染みひとつない肌色だったのに比べ、内側は肉感的な綺麗なピンク色をしていた。大きく開くとひくひくと蠢く。しっとりと湿ったそこに太陽の光が当たり、とても綺麗なものに思える。

 閉じて開いて…何回か繰り返すと潤いが染み出してくる。開く際に肉の扉に粘液が糸を引く。

「くぁ…や…うぅ…」

 どんなに顔を近付けても嫌な匂いがしない。川遊びをしていたせいもあるかもしれないが、愛里が普段から清潔を心がけているからだ。
 それでも愛里の体の匂いを嗅ぎ取ることが出来る。前回は浴室に充満した湿気とシャンプーの香りしかしなかった。その後ベッドに行ったが、幸彦自身が興奮の極みにいたせいで、ただただ射精だけを追い求めてしまった。

 はじめて嗅ぐ愛里の匂いを胸いっぱい吸い込む。

 見た目、匂いとくれば、次は味だ…

 伸ばした舌先で溢れ出る潤いを絡めとる。

「う、あ…っ」

 愛里の声も湿り始めている。ぐすっと鼻をすする音が聞こえる。

 絡め取った潤いは、その隙間を埋めるように次々溢れ出て来る。幸彦は夢中でそれを啜った。
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