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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第2章 ゴールデンウィーク。旅行一日目
「愛里ちゃん、舐めてみて」

 興奮しきった声で幸彦が言う。口調は優しいが、声音がすっかり違ってしまっている。

「ベロでぺろぺろってしてみて…」

 薄く目を開けてみる。幸彦がじっと見下ろしている。
 
「愛里ちゃん」

 くっと頭を押され、びくりと体が震える。はじめて聞く少し苛立ったような声に、愛里は震えた。

 小さく舌が動く。幸彦の先端を下から舐め上げるように。小さく、ゆっくりと。

 頭の上から幸彦の溜息にも似た声が聞こえる。舌を止めると頭を掴む指に力が入る。愛里は何度も何度も亀頭を舌で舐め上げる。

 足の間に座る幸彦は、それをじっと見下ろす。
 初恋の人より美しく育った美少女のフェラ顔。それをじっくりと眺める。

 前回はフェラをさせるのを忘れていた。それほど幸彦も興奮の極みの真っただ中にいたのだ。
 愛里のフェラ顔を見れなかったことを激しく悔やんだ。だから、次は絶対に、とそう思っていた。

 そして今、それが叶った。

 小さな舌を目一杯使って、使い込まれた亀頭をぺろぺろと舐めるその顔は、言葉では言い表せられない。

 愛里の口の端から涎が零れ、一筋糸を引きながら小さな胸に落ちる。
 
 綺麗。可愛い。官能的。征服感。支配欲。

 全てがないまぜになって、理性では処理しきれない。

 だが、まだ序の口だ。
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