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愛里 ~義父と暮らす小学六年生~
第1章 初体験は小学五年生
 幸彦が愛里との入浴をせがむのは、もちろん性的な理由からだ。
 
 実は幸彦は結婚直前まで愛里とはほとんど会ったことがなかった。もっと幼い頃に会ったことはあるがこの数年は全く顔を合わせてもいなかった。
 愛里の母親の綾香が病気だと聞いて見舞いに行った時、小学五年生になった愛里に会った。

 その時の驚きは今でもはっきりと覚えている。綾香の子供の頃にそっくりだった。
 ずっと母親に恋していた幸彦は母親そっくりに、そしてそれ以上に美しくなった愛里を見て結婚を申し込んだ。

 長年の片思いの相手と、その美しい少女を同時に手に入れられる。そう思った。
 もちろん病気の綾香が心配だった、ということもある。長年の片思いの相手と結ばれたいという一途で純粋な気持ちもある。

 それでも美しく成長する愛里に性的な欲求を感じるようになってしまっていた。

 一緒に風呂に入ったからといっても何かをするつもりはない。一応は親子なのだから守るべきルールもあるだろう。幸彦はその常識人だったし、愛里以外の女子小学生に性欲を感じたりもしない。

子供の頃から片思いをしていた女性の娘の美少女。愛里だけは幸彦にとって特別だった。

 愛里の体は日に日に成長している。初めて一緒に入浴した日から胸が僅かながらも大きくなっているような気がする。陰毛の茂りも多少濃くなった。

 そうやって飛び切りの美少女の体の成長を見守ることが出来ればそれでいい、と思っていた。

 今では多少込み入った話も出来るようになり、愛里がまだ生理が来ていないことまでも聞き出すことが出来た。
 すでに友人には初潮を迎えていたりで愛里は少し焦っているふうだったが、それには個人差があり中学生になってからの人もいれば遅い人だと高校生になってからやっと、という人もいるよ、と説明してやると安心したようだった。
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