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自由という欠落
第9章 仕掛けのない平凡
「口外してみろ……お前のハメ撮りは、すぐ全世界に公開だ」
「Nさん、言われた通り、ちゃんと顔も映しています」
「そういうことだ。良かったな、◯◯ちゃん。逆らうんじゃないぞ。あと、今後こいつらがお前を呼んだら、文句を言わずに来るんだ」
「んーぅ……!!んー!!んんんー……!」
「でなければ、動画はお前の親が勤務している会社の全PCにも、配信させる」
少年達は、次々と少女の幼い性器に、彼らのペニスをねじ込んでいった。少女の腰を鷲掴みにして、下半身を打ちつける。少年達は、天国にでも昇った顔色を光らせていた。太く長く振起していく五本のペニスは、少女のささやかな結合部に釣り合わなかった。窪みは赤みを増して血が溢れたが、油が彼らの突出物をもてなした。
「んー!!んっんっ!!んんぐーー!!」
まもなくして、少女は唸らなくなった。静止した少女の頰をNが打つと、びくりと目を見開いた。
「こいつ失神したフリしやがった」
「おい、しっかり腰を触れ。気持ち良さそうに呻け」
「◯◯ちゃーん。この本の女の人みたいな顔してみようか?」
「…………」
三時間を超える動画の中で、少女は茫然と少年達を受け入れていた。フィナーレにもなると、さしずめ物言わぬ容れ物だった。どこか遠くを見つめながら、時折、微睡みを見せたかと思えば、大きな男が手を上げて少女に目を開かせた。