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母さんをモノにしちゃった僕
第4章 男と女
次の土曜日。
あれから一週間が過ぎた。
母さんは普段通りの母さんに戻っていた。
でも、そこに油断と隙が生じていた。
僕が心から反省して、もう二度とあんな事はしないと誓った・・
母さんは勝手にそう理解している。
でも、僕はそんな約束なんかした覚えはない。
むしろ、僕はこれから先の事を楽しみにしているのだから!
「ねえ?夕食は何が食べたい?」
僕がリビングでテレビを観ていると、母さんが来て、そう声をかけられた。
「うーん、そうだなぁ。ハンバーグがいいかな?」
「ハンバーグね、わかったわ」
母さんは愛くるしい笑みを浮かべて、クルリとキッチンに向かった。
僕は母さんの後を追って、キッチンに歩いて行く。
そして母さんのすぐ傍らまで行って、ポケットからソフト手錠を取り出した。
「・・?何・・?」
母さんが、どうしたの?といった顔で僕を見た。
「母さんを逮捕するよ!」
僕は母さんの右の手首に手錠をかけた。
「・・?」
母さんはそれがどういう意味なのかわからずに手錠と僕の顔を交互に見比べている。
その隙に僕は母さんの腕を後ろに回して、もう一方の手首にも手錠をかけたのだった。
「えっ・・?ちょっと・・今忙しいのに何をふざけてるのよ?」
母さんは僕が悪ふざけをしていると思ったらしく、軽く叱るように僕を見た。
「母さんを逮捕しちゃったよ!」
僕はそう言ってニヤリと微笑んだ。
「こら・・!馬鹿な事やってないで早く外しなさい」
母さんの顔が段々、険しくなってきた。
「母さん・・!」
僕は母さんの後ろに回り、後ろから羽交い締めにした。
「何してるの・・?やめなさい!」
母さんは次第に事の重大さがわかってきたようだった。
「母さんが好きなんだ!」
僕は母さんを後ろから抱き締めながら、耳元で囁くように言った。
「ちよ、ちょっと・・あなた、まさか・・」
母さんはようやく僕の考えている事を理解したようだった。
「そのまさか・・だよ!また母さんと一つになりたいんだ!」
そう言った僕の顔を振り返りながら見た母さんの顔は青ざめていた。
あれから一週間が過ぎた。
母さんは普段通りの母さんに戻っていた。
でも、そこに油断と隙が生じていた。
僕が心から反省して、もう二度とあんな事はしないと誓った・・
母さんは勝手にそう理解している。
でも、僕はそんな約束なんかした覚えはない。
むしろ、僕はこれから先の事を楽しみにしているのだから!
「ねえ?夕食は何が食べたい?」
僕がリビングでテレビを観ていると、母さんが来て、そう声をかけられた。
「うーん、そうだなぁ。ハンバーグがいいかな?」
「ハンバーグね、わかったわ」
母さんは愛くるしい笑みを浮かべて、クルリとキッチンに向かった。
僕は母さんの後を追って、キッチンに歩いて行く。
そして母さんのすぐ傍らまで行って、ポケットからソフト手錠を取り出した。
「・・?何・・?」
母さんが、どうしたの?といった顔で僕を見た。
「母さんを逮捕するよ!」
僕は母さんの右の手首に手錠をかけた。
「・・?」
母さんはそれがどういう意味なのかわからずに手錠と僕の顔を交互に見比べている。
その隙に僕は母さんの腕を後ろに回して、もう一方の手首にも手錠をかけたのだった。
「えっ・・?ちょっと・・今忙しいのに何をふざけてるのよ?」
母さんは僕が悪ふざけをしていると思ったらしく、軽く叱るように僕を見た。
「母さんを逮捕しちゃったよ!」
僕はそう言ってニヤリと微笑んだ。
「こら・・!馬鹿な事やってないで早く外しなさい」
母さんの顔が段々、険しくなってきた。
「母さん・・!」
僕は母さんの後ろに回り、後ろから羽交い締めにした。
「何してるの・・?やめなさい!」
母さんは次第に事の重大さがわかってきたようだった。
「母さんが好きなんだ!」
僕は母さんを後ろから抱き締めながら、耳元で囁くように言った。
「ちよ、ちょっと・・あなた、まさか・・」
母さんはようやく僕の考えている事を理解したようだった。
「そのまさか・・だよ!また母さんと一つになりたいんだ!」
そう言った僕の顔を振り返りながら見た母さんの顔は青ざめていた。