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人工快楽
第1章 香苗と真央
 この時の出産の一部始終はビデオ撮影されていて映像が残っている。

 物心付く以前からわたしはお母様がイキまくりながらわたしを排泄する様を見させられてきた。

 どれだけ夜泣きしても愚図っても、その映像を見せれば泣きやんで笑っていたらしい。

 わたしは自分が母親の女性器からひり出され、狂気の中で排泄された映像を見て、お母様の呻き声と絶叫と笑い声を子守唄がわりにして育った子供なのだ。

 そんなまともじゃない両親から排泄されたわたしが、世間様の言うまともなわけがない。

 わたしは自分が排泄された状況と経緯を、心底嬉しいと、愛おしいと感じている。

 こんなに狂った出生。

 願っても叶わない。

 こんなに狂った幸福。

 ただし、霧島祐介だけは違っていた。

 わたしが排泄されてからは完全にお母様を犯すことはおろか、手を触れることさえしなくなった。

 他人に指示してSM的に加虐するのみ。

 わたしが排泄された時でさえその場にはいなかった。

 彼にとって自分を誇示する為だけの『生きる性玩具』でしかないお母様に対して、確実に距離を置いていた。

 霧島祐介がセックスと呼べる行為をするのは、彼が個人的に所有していた愛人関係にある女達か、たまに外で買ってくる売春婦相手に限られていた。

 それがわたしが三歳になったばかりの頃、何を思ったのか霧島祐介は実の娘であるわたしを犯し始めたのだ。

 わたしの初体験の相手は実の父親である霧島祐介だった。

 わたしの記憶にはないのだけれども、こちらも映像で記録が残っているのだから間違いない。

 未成熟な幼いわたしの性器を引き裂きながら、彼のペニスが血まみれになって突き立てられている映像は嫌悪感しか湧いてこない。

 霧島祐介を嫌悪しているわたしにとっては、今見てもただただおぞましいだけのものだ。

 ぎゃあぎゃあと泣き叫ぶわたしを気にすることもなく、それから毎日彼はわたしを犯し続けた。

 記録に因れば、犯され始めてから二週間後、4歳の誕生日前日に、わたしは人生初の絶頂を経験している。
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