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人工快楽
第1章 香苗と真央
 わたしが覚えている限りでは、わたし自身は十歳になるまで霧島祐介に犯され続けた。

 もちろん霧島祐介だけではなく、お母様と同じように見も知らない男達にも犯されまくった。

 そのほとんどが、男達にお母様が犯されている横で、霧島祐介や男達がわたしを犯すというシチュエーションだった。

 霧島祐介や男達がいないときは、わたしとお母様はお互いの相手をする。

 それは、お母様なりの子供への愛情表現であり、わたし達にとっての親子のコミュニケーションだった。

 たくさんキスをして、身体の隅々まで舐めあって、おまんこを弄くりあって楽しんだ。

 お母様は凄かった。

 それまでも赤ん坊だったわたしの腕や足だけでなく、頭もディルドー代わりにして自分のおまんこやアナルに突っ込んでイキまくっていた。

 わたしも悦んでお母様のおまんこに入っていった。

 わたしにとってお母様のおまんこはとても温かくて、良い匂いで心地良い場所だった。

 それはまるで体内回帰を果たしているような感覚。

 わたしはお母様のおまんこが大好きだった。

 次第に、わたしはお母様を犯して悦ばせることに喜びを覚えるようになり、霧島祐介自身と彼が嗾けてくる全ての男達を拒絶し、お母様との行為のみを楽しむようになっていった。

 そして驚くことにわたしが十歳になる頃、それまで自分を犯してくれて快楽を味合わせてくれる相手なら誰でも良かったお母様が男達を拒絶して、わたしとの行為のみを受けるようになったのだ。

 その時は嬉しさのあまりに、わたしはお母様に抱きついたままわんわんと泣いてしまった。

 この世界に、もう他人は必要ない。

 わたしとお母様の二人だけで良い。

 わたしがお母様を犯して悦ばせてあげる。

 いえ、わたしだけがお母様を悦ばせることが出来る。

 それからのお母様との淫猥に充ち満ちた、本能の限り獣のように愛し合った生活はとても幸せだった。
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