この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
道化師は啼かない
第3章 死体越しの再会
「な……んで」
「理由は依頼人が死んだら聞けば?」
切れた口に舌を差し込まれる。
ナイフで服を裂かれながら、咥内を蹂躙される。
食むように唇を噛まれ、歯列をなぞられる。
クチュクチュと。
応える力もない舌を引き出され、混ざった唾液が喉に落ちていく。
真紀は虚ろな瞳で天井を見ていたが、すぐに瞼を閉じた。
びくんと腰が跳ねる。
まだ未熟な乳房に爪を立てられて。
抗えない快感と自己嫌悪で狂いそうになる。
脚の間に膝を押し込まれ、便器に座ったまま嬲られる。
立った乳首を指で潰して、引っ張られる。
「は、んん……いや」
やっと離れた口から吐息が洩れる。
ハルは少しも乱れずに落ち着いたまま真紀の髪を撫でた。
恋人のように。
錯覚してしまうほどの優しさで。
ぽろぽろと涙が零れていく。
「真紀はどこを虐められたら啼いてくれるかな」
残酷な笑みに息が止まる。
躊躇いなくスカートを捲られ、ナイフで下着越しに秘部をなぞる。
いつ傷つくかわからない鋭い切っ先にがくがくと震えが止まらない。
「可愛い」
ハルはそう囁いてナイフを離すと、それで真紀の肩を刺した。
後ろの陶器に当たる金属音が響く。
一瞬後に悲痛な叫びが個室を満たした。
「あぁああああっっ」
肩を貫いた刃を見て泣き叫ぶ。
すぐにブラウスに血が滲み、胸にとめどなく流れてくる。
ハッハッと過呼吸になりながら、ナイフを抜こうとするが、ハルの手に遮られ、そのまま頭の上で縛られる。
ネクタイだ。
いつ外したかもわからない。
「やめて……や、めて」
涙でぐちゃぐちゃの顔を見ながら、指先で柄を傾ける。
肉を巻き込みながら刃が回るのはバチバチと電気を受けた痛み。
「ひああっあ、く。ああっっ」
「気持ちよさそう、真紀。もっと叫んで。飽きたら殺しちゃうよ」
ついに仮面を剥がしたハルが目を細めて歪んだ笑みを見せる。
初めから、殺す気だったんだ。
どこかでレイプされたら解放されると信じていた真紀は、狂ったように暴れ出す。
しかし動くたびにナイフが刺さるようで、左半身が麻痺していく。
「あっ……あ、あ」
抵抗が弱くなると優しい愛撫が再開する。
太腿の付け根をなぞり、焦らしながら指先が近づく。
首に吸い付き、耳朶まで甘く舐め上げる。
痙攣する上半身と快感に溺れる下半身。
「理由は依頼人が死んだら聞けば?」
切れた口に舌を差し込まれる。
ナイフで服を裂かれながら、咥内を蹂躙される。
食むように唇を噛まれ、歯列をなぞられる。
クチュクチュと。
応える力もない舌を引き出され、混ざった唾液が喉に落ちていく。
真紀は虚ろな瞳で天井を見ていたが、すぐに瞼を閉じた。
びくんと腰が跳ねる。
まだ未熟な乳房に爪を立てられて。
抗えない快感と自己嫌悪で狂いそうになる。
脚の間に膝を押し込まれ、便器に座ったまま嬲られる。
立った乳首を指で潰して、引っ張られる。
「は、んん……いや」
やっと離れた口から吐息が洩れる。
ハルは少しも乱れずに落ち着いたまま真紀の髪を撫でた。
恋人のように。
錯覚してしまうほどの優しさで。
ぽろぽろと涙が零れていく。
「真紀はどこを虐められたら啼いてくれるかな」
残酷な笑みに息が止まる。
躊躇いなくスカートを捲られ、ナイフで下着越しに秘部をなぞる。
いつ傷つくかわからない鋭い切っ先にがくがくと震えが止まらない。
「可愛い」
ハルはそう囁いてナイフを離すと、それで真紀の肩を刺した。
後ろの陶器に当たる金属音が響く。
一瞬後に悲痛な叫びが個室を満たした。
「あぁああああっっ」
肩を貫いた刃を見て泣き叫ぶ。
すぐにブラウスに血が滲み、胸にとめどなく流れてくる。
ハッハッと過呼吸になりながら、ナイフを抜こうとするが、ハルの手に遮られ、そのまま頭の上で縛られる。
ネクタイだ。
いつ外したかもわからない。
「やめて……や、めて」
涙でぐちゃぐちゃの顔を見ながら、指先で柄を傾ける。
肉を巻き込みながら刃が回るのはバチバチと電気を受けた痛み。
「ひああっあ、く。ああっっ」
「気持ちよさそう、真紀。もっと叫んで。飽きたら殺しちゃうよ」
ついに仮面を剥がしたハルが目を細めて歪んだ笑みを見せる。
初めから、殺す気だったんだ。
どこかでレイプされたら解放されると信じていた真紀は、狂ったように暴れ出す。
しかし動くたびにナイフが刺さるようで、左半身が麻痺していく。
「あっ……あ、あ」
抵抗が弱くなると優しい愛撫が再開する。
太腿の付け根をなぞり、焦らしながら指先が近づく。
首に吸い付き、耳朶まで甘く舐め上げる。
痙攣する上半身と快感に溺れる下半身。