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S級有害図書
第1章 「篠原朋子の場合」
「ん?」

彼女がなぜか振り返った。ヤバいっ、見つかる。そう思って慌てて、顔を引っ込めた。しかし彼女はこっちを向いている。チャンスだぞ。このチャンスを逃してどうする。そっと覗くと、彼女の裸が飛び込んできた。もともと身長はそんなに高い方ではないが、主張しすぎない可愛らしいプロポーションだ。残念ながら、おっぱいとあそこはタオルで隠れて見えない。

「気のせいかな」

どうやらバレずに済んだらしい。彼女は露天風呂に入っていった。さすがに中まで覗きに行くのは難しい。けどとりあえず満足満足。



 俺も露天風呂に堪能してその後、家族で食事をした。温泉卓球して、トランプして。可愛い妹がいるとこんなに楽しいのかと思えるほど、楽しかった。だが問題はこれからだ。遅くなったので寝ることにした。二人分の布団を横並びに敷いてみた。彼女はあまり気にしてないようだ。俺に男としての魅力がないのかもしれん。部屋の灯りを消して、おやすみの挨拶をする。

「おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」

布団に入ると即効で睡魔が襲ってきた。



変な声が聞こえる。どうやら隣の部屋からだ。

「あっあっ・・・だめっ・・・やっ」

隣は例の新婚夫婦だ。親父のやつ、おっぱじめやがったか。

「声が出ちゃう。もっと優しく、ああっ」

激しいなぁ、親父よ。母さん、綺麗な人だもんな。男として気持ちはわかるぞ。ん〜、俺も変な気持ちになってきたぞ。一発抜いておくか。・・・あっ。ヤバいヤバい。隣で彼女が寝てるんだった。そっと彼女の様子を伺うと、小さな寝息を立てて寝ている。
・・・ヤバいっ、めっちゃ可愛い。こんな可愛い女の子が俺の隣で寝てるのか。隣じゃよろしくやってるし、俺の理性は大丈夫なんだろうか。・・・待てよ。兄とはいえ、男が隣にいるのに、そんなに安心して寝れるもんなのか。案外、狸寝入りなんじゃないのか。そう思った俺は確かめてみることにした。静かに布団を出て、彼女に近づいてみる。小さな寝息を立てて寝ている彼女に反応はない。
・・・キスしてもバレないんじゃ? 人差し指を彼女の唇に当ててみる。柔らかい。起きてる様子もない。そっと彼女にキスをする。
脳天を突き抜けるような甘美な味がする。頭の中にドス黒いものが渦巻いてくるのがわかる。もう止まらない。止められない。
 そっと彼女の布団をそっと・・・。
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