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S級有害図書
第4章 「宇佐美玲の場合」
 朝、ベッドで目を覚ますと、綺麗な背中とお尻が目に入る。俺の隣で裸を抱きしめるように丸くなり、声を殺すように泣いている玲。
「・・・泣くなよ・・・」
こんな女の子のように泣く玲を初めて見る。性を交わすことで女に目覚めたのだろうか。
「・・・空港まで送るよ」
 ベッドを出て、パンツを履く。全裸を晒したまま、しくしくと泣いている玲。
「・・・シャワー浴びるか?」
ただただ泣くだけの玲。罪悪感に押しつぶされそうだ。
「・・・先、浴びるな」
俺は浴室に逃げ込んだ。お湯を浴びながら、考える。俺はこれからどうなるのか。同意なしに女を一方的に犯したのだ。強姦、レイプ、なんと言われようと弁解の余地はない。きっと玲ともこれが最後になるだろう。玲を空港に送ったら、警察に行こう。その覚悟で玲を犯したのだ。後悔はない。
浴室から出ると、玲が全裸を晒したまま、ベッドで泣いている。俺は服を拾って着始める。泣き続けながら起き上がる裸の玲。俺の視線から逃げるように浴室へ逃げ込んでいく。
ふと気がつくとガラス越しに浴室がベッドから丸見えで、シャワーを浴びている玲の裸が俺の視界に飛び込んでくる。気がついていないのだろうか。可愛いお尻、可愛いおっぱい、魅力的な裸を晒している玲。よくあるラブホテルの作りだが、今の俺には辛い。好きな女が全裸でシャワーを浴びている。それを堂々と覗く事が出来る。だが今は罪悪感と背徳感に押しつぶされてしまいそうだ。
 バスタオルを身体に巻いて、シャワーから出てくる玲。恥ずかしそうに部屋中に散乱している衣服を拾い集める。破れたセーター、汚れた下着をゴミ箱に捨てる。涙でうるうるした瞳で俺を睨み、外の車を指差す。あ、スーツケースか、わかったよ。俺は車から玲のスーツケースを取ってくる。スーツケースを開けて、俺の目の前で着替え始める玲。慌てて後ろを向くが、ガラスに反射した玲の姿が映り込んでいる。バスタオルを外して再び裸を俺の前に晒す玲。可愛いおっぱいが俺の視線を釘付けにする。昨夜はあのおっぱいを鷲掴みにして、桜色の可愛い乳首を舌でもてあそんだのだ。股間が騒めき始めるが、今はもうゆるされない。
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