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S級有害図書
第1章 「篠原朋子の場合」
 私が異変に気がついたのは、兄にキスをされている時だった。
えっ、どういうこと、まさか夜這い?
私、兄に凌辱されちゃうの?
不安に押しつぶされそうになるのを必死で堪えた。
怖い・・・。
男の人にキスされたも初めての経験だった。
 布団がそっと剥がされ、浴衣の帯が解かれていくのがわかる。私を裸にしようとしてるんだ。どうしよう。考えを巡らしている間に、帯は解かれ、浴衣がはだけていく。私は、男の人に裸を見られる現実に耐えられず、抵抗を試みた。

「う〜ん」

寝返りを打って、胸の前で腕を組む。こうすることで胸を隠せると思った。でもその考えは甘かった。肩から脱がされ、浴衣の裾も開かれ、下着が顕になった。兄は本気だ。本気で私を凌辱しようとしている。もし抵抗したら逃げることができるだろうか。隣の客室には、父も母もいる。大声をあげれば、きっと気づいてくれる。でももし、気づいてもらえなかったら・・・。
 兄に腕を取られているのがわかる。胸をガードしていた腕を退けられ、次に兄が何をしてくるのか、容易に想像できる。怖い。すごく怖い。どうしたら・・・。
やり過ごそう。我慢するのよ。まさか妹を相手にセックスまでしないだろう。もし起きてるのを気づかれて兄の逃げ道を塞いでしまったら、逆に何をされるのか見当もつかない。だから気づかれてはいけない。すでに起きていることに・・・。
 ゆっくりと浴衣の胸元がはだけていくのがわかる。恥ずかしい。男の人に胸を見せたことなんてない。だけど浴衣は脱がされ、胸を男の人に晒している。恥ずかしくて恥ずかしくてもう死にそう・・・。
 兄の指が私の乳首に触れてくる。

「んっ・・・」

乳首をいじられてはどうしても反応してしまう。最初は指で触れてくる程度だったのに、どんどんエスカレートしていく。揉みしだかれ、舐められ、もてあそばれる。恥ずかしさと屈辱に必死に耐えた。
 兄が私の胸から手を離した。終わったの?わずかな希望が湧いてくる。しかしそれは甘かった。あまりにも男の人を知らなすぎた。   
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