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S級有害図書
第1章 「篠原朋子の場合」
 裸を晒している自分がたった一枚、身につけているパンティに手を掛けられているのをその時感じた。ゆっくりと脱がされている。
やめてっ、恥ずかしいっ、お願いっ。
そう叫びたくなるのを必死に堪えた。最後の頼りが腰から太ももを通過していく。パンティも脱がされ、私の全てが兄の前に晒されているのがわかる。兄が私のあそこをじっと見てる。
見られている。恥ずかしい・・・。
あまりの恥ずかしさに感じてしまっている自分がいる。いつの間にか乳首がツンと勃ってきているのがわかる。

「んっ・・・」

思わず吐息が漏れ出てしまう。気づかれた?
だがその心配は必要なかった。兄はとうとう私のあそこに舌を伸ばしてきたのだ。そこまでするの?私たち兄妹になるのよ。兄の舌がゆっくり味わうように私の中へ入ってくる。

「んっ、あっ、いやっ・・・」

激しくあそこを責められても、私は必死で耐えた。それでも声は出てしまう。

「んんんっ、あっあっ、いやっ・・・」

どうやら濡れている。くちゅくちゅといやらしい音がする。あろうことか、男の人に私のあそこを舐められ、舌を中に入れられているのだ。恥ずかしい・・・。
 兄の激しい凌辱が止まった。薄眼を開けて、兄の様子を確認する。周囲はかなり暗いが、月明かりに照らされた兄が、全裸の私を見下ろしているのが見える。パンツを下ろし、股間を曝け出している。
まさかっ、そんなっ、いやっ、それだけはだめ。お願いだから、それだけはやめて・・・。
血走った目をした兄が股間を曝け出したまま、私のあそこにあれを突き立てようとしている。恐怖だった。絶望だった。私は兄に犯されるんだ。私が起きているのに気づいてるのか、兄は私のあそこにあれをあてがって、言い放った。

「どうやら覚悟はいいみたいだな」
「・・・」

恐怖と絶望と兄に犯される現実に押し潰されて行く。
いやっ・・・。
やだっ・・・。
やめてっ・・・。
お願いっ・・・。
それだけは・・・。
私のあそこにあれが押し当てられたのを、はっきりと感じた。
いやあああああああああっ・・・。
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