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S級有害図書
第6章 「橋下芽生の場合」
男が両手で露出した私の胸を揉み始める。激しい快感が私の理性を蝕んでいく。
「・・・あっいやっ、あっあんっ・・・いや、やめて・・・ああんっ」
「すごい感じちゃってるんだな。中学生のくせに」
つま先を舐めていた男が近づいてきて、スリップを捲り上げる。パンティの中へ指を滑り込ませ、指先が私のクリトリスを刺激してくる。
「いやあっ、やだっ、やめてっ」
激しく抵抗しているつもりだが、男は意に返さない。S心を刺激され、ニヤニヤと笑う。
「いいね、もっと鳴け。俺もそっちの方がいい」
「どSだな」
「・・・いや・・・もう許して」
 差し込んでいた指を引き抜いて、男はパンティを脱がし始める。お尻から脱がせて顔を近づけ、下着の中を覗き込ながらゆっくりと下ろしてくいく。その間も背後の男の手が荒々しく私の胸を揉み続ける。刺激され続けた乳首はすでに勃って、丸く尖っている。パンティは下され、父に綺麗に剃られた真っ新な恥丘。そして恥丘の先から縦に割れている小さな断層まで、容赦無く男の視線が注がれているのを感じる。
「いやっ、見ないで見ないでぇっ」
パンティが太ももまで下されると、蜜で濡れた膣口から粘着質な糸が垂れる。
「なんだよ、早いな。もうぐしょぐしょじゃねえか」
「中学生のくせに、ずいぶん開発されてる感じだな」
「だったら遠慮はいらねえな」
男はパンツを脱ぎ捨て、私の太ももをこじ開けていく。次なる絶望を想起させ、全身が鳥肌を立てる。
「いや、お願い、もうやめて。絶対誰にも喋らないから・・・お願い・・・」
泣きながら懇願する私を無視して、男は指先を私の膣口にあてがう。乱暴に指先で膣口をまさぐられる感触が、父に犯される瞬間をフラッシュバックさせる。
お父さん以外の人に犯されるのは、いや。
そんな想いが私の中で芽生える。
いつだってお父さんは優しかった。あの時もあの時だって、私の身体を犯しているその時でさえ・・・。
男の男性器の先が私の膣口にあてがわれる。
私は持てる力を振り絞って、声に載せる。
「いやっ、やめてぇっ・・・お父さんっお父さぁんっ!」
 力尽きて私の意識が真っ白にとんだ。
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